昨日(9月30日)は、新宿駅西口付近と、バスタ新宿(新宿の総合高速バスターミナル)で、小田急箱根高速バスのGSEカラーの三菱ふそう(FUSO)エアロエース(2TG-MS06GP)である、K1802(世田谷210あ18-02)号車(経堂のGSEカラー)🚌を撮影することが出来ました。

GSEカラーのバス🚌は、親会社である小田急電鉄の70000形ロマンスカーGSE車🚃(同じ新宿と箱根を結ぶ交通機関)に準じた塗装であり、GSEがデビューした2ヶ月後の昨年5月11日に、御殿場営業所所属のG5181(富士山240あ51-81)号車🚌の1台からデビューしていました。

同年11月2日には、経堂(本社)営業所所属のK1802(世田谷210あ18-02)号車🚌も加わったことにより、2台体制となったと共に、経堂、御殿場の両営業所にGSEカラーが配置されたことになりました。

経堂営業所には、小田急電鉄直営時代の旧塗装リバイバルカラー(小田急の文字入り)のエアロエース(1501号車と1502号車の2台)🚌があるので、GSEカラーや現行塗装を含めて豊富なラインナップとなっています。

小田急箱根高速バスの経堂営業所(世田谷区宮坂、本社も併設)は、小田急線の経堂駅の北東部にあるけど、東急世田谷線の山下駅からも近いです。

御殿場営業所は、2013(平成25)年8月17日に御殿場市東田中(東名御殿場バス停付近)に開設された営業所で、所属車両は富士山ナンバーとなっているので、品川または世田谷ナンバーである経堂営業所の車両と区別することが出来ます。

小田急箱根高速バスは、1969(昭和44)年6月6日に、小田急電鉄直営の高速バス事業(小田急バス🚌🐕とは別)によって開設されたものであり、今年で開業50周年を迎えていました。

こちらは、池尻ランプ~御殿場インター間で高速道路🛣️(首都高速3号渋谷線、東名高速道路)を通り、御殿場、仙石原エリアを経由してから箱根の桃源台を乗り換えなしで行くことが出来ることで、とても便利であり、御殿場ルートの箱根行きが開拓されていました。

2001(平成13)年4月1日には、小田急電鉄から分社化されて小田急箱根高速バスとなり、あれから3年後の2004(平成16)年4月1日に一部の便が、箱根園、小田急山のホテル🏨まで延長されたのであります。

2004年3月28日までは、元箱根→箱根湯本→(小田原厚木道路、東名高速、首都高3号渋谷線経由)→新宿間の路線も運転されていたけど、末期は上りのみとなっていました。

箱根園は、西武グループ(プリンスホテルの系列)のレジャー施設なので、小田急系列のバス🚌が乗り入れるようになったことで話題になっていました。

西武グループである伊豆箱根バス(伊豆箱根鉄道の子会社)では、小田急グループにはない芦ノ湖の水陸両用バスである忍者バス(NINJA BUS WATER SPIDER)🚌🌊が運転されているけど、箱根園と元箱根から乗ることが出来ます。

芦ノ湖の遊覧船⛴️は、小田急グループの箱根観光船(海賊船)⛴️🏴‍☠️と、西武グループの伊豆箱根鉄道直営による芦ノ湖遊覧船があるので、船舶⛴️でも小田急グループと西武グループの対決が行われています。

船着き場⛴️は、箱根観光船の、桃源台、箱根町、元箱根の各港の3ヶ所であるのに対し、芦ノ湖遊覧船では、湖尻、箱根園、元箱根、箱根関所跡の4ヶ所となっています。

小田急箱根高速バスの新宿~箱根線のルートと停留所

バスタ新宿~池尻大橋(下りは乗車、上りは降車専用)~東名向ヶ丘~東名江田~東名大和~東名綾瀬~東名厚木~東名伊勢原~東名秦野~東名大井~東名松田~東名山北~東名小山~東名足柄~東名御殿場~御殿場駅~温泉会館前♨️~乙女峠~富士屋仙石ゴルフ場⛳~金時神社入口⛩️~太郎平~金時登山口⛰️~箱根仙石~(仙石原小学校前🏫、下り(箱根桃源台方向)のみ停車)~(箱根ハイランドホテル前🏨)~(箱根ガラスの森)~箱根仙石案内所~仙石文化センター前~川向~仙郷楼前~台ヶ岳~仙石高原~東京放送入口~南仙石原~箱根カントリー入口⛳~姥子温泉入口♨️~温泉荘~パレスホテル箱根前🏨~南温泉荘~公園管理事務所前~白百合台~箱根レイクホテル前🏨~箱根桃源台~(湖尻)~(ピクニックガーデン)~(箱根園ゴルフ場⛳)~(箱根園)~(箱根小田急山のホテル🏨)

上りのバスタ新宿行きは、新宿駅西口の小田急ハルク(ビックカメラ)前(2016(平成28)年4月4日にバスタ新宿が開設される前は乗り場としても使われていた)にも降車扱いで停車することになります。

(カッコ)内は、一部の便のみ停車

箱根ガラスの森経由は1日7往復(全て箱根桃源台発着)

箱根桃源台~箱根園間は、下り6本、上り3本であり、そのうちの3往復は、箱根小田急山のホテルまで運転されます。

その他、バスタ新宿~御殿場駅間の区間便🚌(下りは午後の12本、上りは午前の8本と午後の3本(金土休日は4本))があり、そのうちの下りの7本と上りの3本は超特急便、下りの1本は深夜急行となっています。

始発の新宿行き(御殿場駅 5時35分発、特急2便)🚌は、新宿駅西口止まりで、バスタ新宿には行かないので注意が必要であります。

箱根桃源台9時15分発のバスタ新宿行き(108便)🚌は、箱根桃源台発で唯一の超特急便であり、東名足柄までは、従来の特急(箱根ガラスの森を経由しない便)と同じバス停に停車することになります。

超特急便の停車停留所(バスタ新宿~御殿場駅間)

バスタ新宿~池尻大橋(下りは乗車、上りは降車専用)~東名足柄~東名御殿場~御殿場駅

上りの超特急バスタ新宿行きは、東名江田、新宿駅西口(どちらも降車専用)にも停車します。

深夜特急(MIDNIGHT EXPRESS)🚌🌃は、下り1本(バスタ新宿→御殿場駅間)のみ運転で、バスタ新宿を23時35分、池尻大橋を23時52分に発車した後、ノンストップで東名御殿場、御殿場駅へと向かうことになるけど、運賃は、深夜便らしく大人3200円と、通常運賃の大人1600円よりも割高(2倍)となります。

GSEカラーのバス車両🚌は、定員が40席と、小田急ロマンスカーのGSE車(7両編成で400席)の10分の1となっているけど、座席💺が2人掛けのロマンスシートとなっており、後部に車内トイレ🚻が付いているので、道路を走るロマンスカーと呼んでいます。

箱根の山道のカーブ連続区間では、カーブが続きますので、お手洗い🚻のご使用はご遠慮下さい。のディスプレイ表示が出るので、飛行機✈️で、ベルト着用サインが点灯している時にトイレ🚻を使ってはいけないことと同様の現象となっています。

高速バスに乗った時にはシートベルトの着用が義務づけられているので、箱根のカーブ連続区間が飛行機✈️のベルト着用サイン点灯時に似ている状態であります。

小田急箱根高速バスの営業所記号は、経堂営業所がK、御殿場営業所がGであり、GSEカラーの5181号車では、後部のGの表示が白文字となっています。

GSEのGは、御殿場(Gotemba)のGでもあるので、GSEカラーを最初に御殿場に入り、後に経堂所属も加わったことでGの縁があると思っています。

実物の小田急70000形ロマンスカーGSE車は、新宿~御殿場間の特急ふじさん(Mt.Fuji)号🚃💺🗻に使われている60000形MSE車とは異なり、御殿場に乗り入れることが不可能となっています。

小田急箱根高速バスの車両は、小田急電鉄直営の時代から基本的に三菱ふそう(FUSO)車が使われているけど、例外的に日産ディーゼル(UD車)のユーロツアーが使われていたこともありました。

三菱ふそうエアロエースには、GSEカラーが似合っていると思います。

小田急箱根高速バスには、箱根湯寮♨️のラッピング車両もあるので、小田急グループらしさを感じました。

御殿場のプレミアムアウトレット(小田急箱根高速バスによる直行バスもあり)には、今年12月15日にホテルクラッド(HOTEL CLAD)🏨と、日帰り温泉施設である木の花の湯♨️が出来る予定であり、木の花の湯に関しては、塔ノ沢地区にある箱根湯寮♨️に続く小田急リゾーツによる日帰り温泉施設の開業となります。

どちらも富士山🗻を望むことが出来るので、期待度が高まっています。

自動車の富士山ナンバー🗻は、2008(平成20)年11月4日に交付が開始された、静岡県と山梨県に跨がるご当地ナンバーであり、対象地域が静岡県の富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、駿東郡小山町(沼津ナンバーの地域だった)、山梨県の富士吉田市、南都留郡富士河口湖町・西桂町・忍野村・山中湖村・鳴沢村・道志村(山梨ナンバーの地域だった)と、その名の通りの富士山麓エリア🗻が選ばれています。

静岡県の熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、賀茂郡(東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)、田方郡(函南町)が沼津ナンバーから伊豆ナンバー(こちらもご当地ナンバー)となったので、現在沼津ナンバーで新規及び転入登録の出来る地域は、沼津市と、駿東郡の長泉町と清水町となっています。

自動車の世田谷ナンバーは、2014(平成26)年11月17日に登場した、世田谷区のご当地ナンバーであり、杉並区の杉並ナンバーと同期であります。

小田急バス🚌🐕には、1998(平成10)年10月まで、杉並区堀ノ内に堀ノ内営業所(観光バス、高速バスの営業所)があったけど、小田急バスで唯一の練馬ナンバーの営業所となっていました。

その廃止により、杉並ナンバーの小田急バスが幻となったので、堀ノ内営業所の後継ぎである若林営業所(小田急シティバス世田谷営業所)の世田谷ナンバーに役割が受け継がれています。

箱根フリーパスを持っている場合には、御殿場駅~箱根桃源台~箱根小田急山のホテル間で、空席🈳💺があれば乗り放題となるけど、新宿発の箱根フリーパスの場合は、新宿~東名御殿場間で1000円の追加で乗ることが出来ます。

箱根桃源台付近にある小田急箱根レイクホテル🏨(小田急箱根ホールディングス系の箱根観光船による直営のホテル)は、温泉付き♨️のリゾートホテルであり、11時~16時まで(最終受付は15時30分まで)日帰り入浴を楽しむことが出来ます。

箱根エリアにある小田急リゾーツ運営のホテル🏨は、芦ノ湖の山のホテル、仙石原の箱根ハイランドホテル、奥湯本地区のホテルはつはな、強羅の箱根ゆとわが挙げられており、全て温泉浴場♨️があります。

そのうちのホテルはつはなは、和風リゾートホテルであり、女性専用スパ♨️🚺である「やまざくら」もあるなどで、女性に優しい宿🚺と言われています。

今日から10月で、今年度(会計年度)の下半期を迎えたけど、最大の話題は、やはり消費税率の10%への引き上げであります。

自分(しゃもじ)が、小田急箱根高速バスのGSEカラーを初めて撮影したのは、昨年5月15日のバスタ新宿のことでありました。

このように、新宿駅付近とバスタ新宿で、GSEカラーの小田急箱根高速バスを撮影し、話題にすることが出来て良かったです。

おまけの画像は、9月23日に本厚木駅で撮影した、小田急70000形のGSE(モデルとなった車両)によるはこね45号です。