Headway The Eagle/ATB Type D
1977年に創業し、45年を超える歴史を重ねたHeadwayが新時代へ羽ばたく思いを託し2023年にリリースした「全く新しいHeadway」。
Headwayのフラグシップモデル「HD-115」のスタイルを踏襲しつつも、スペックや仕様をすべて見直し、Aska Team Buildの職人達がHeadway創業者である百瀬恭夫と1から共同開発したモデルです。
その名も”The Eagle”。
従来のHeadwayモデルにもトレードマークとして描かれてきた「Eagle(ワシ)」をコンセプトとし、デザインをブラッシュアップ。
空の王者であるワシから着想を得て、ヘッドに記されたHeadwayロゴには王冠を象った新デザインを取り入れました。
職人人生をかけ育てた愛弟子達が再構築した「The Eagle」には、百瀬自身も特別な想いを馳せています。
Headway発足時に百瀬が使用していたノーマルブレーシングを基礎とし、カスタムビルダー安井・降幡の両名が現代的なアレンジを取り入れ、再設計に挑んだ『Mid Point Shifted X Bracing』を初採用。 また、通常よりも力木の削りを浅くした『Shallow Scalloped』仕様はこれまでは百瀬のCustomShopモデルでのみ用いられていましたが、今回”The Eagle”にも初めて取り入れました。 1音1音の粒立ちが良いトーンでありながら低音響く箱鳴りを併せ持ち、それら全てを倍音で包んだようなバランスの良いサウンドはこれまでのHeadwayサウンドを踏襲しつつも、Headwayの新たな可能性を感じさせます
従来のモデルでも採用していた「ESV」をリシェイプし、より握り心地を追求した「ESV-Custom」ネックシェイプを初採用。 ハイポジションのテーパードに向かうにつれ、12フレット地点での厚みを「ESV」よりも0.5mmほど薄く再設計し、ハイフレットでも握りにくさを感じさせず、よりプレイアビリティを高めた仕上げとなっています。 単に薄くするだけではネックの強度が不安になるところですが、『Headwayを手に取るユーザー様には長く愛用して貰いたい』というHeadwayの信念に基づき、ネックには2本のカーボンサポートバーを組み込んでいます。これにより、ネックの堅牢さを維持するとともに、弾いた瞬間に振動が伝わるレスポンスの早さにも繋がっています。
ブランドロゴは空の王者であるEagleから着想を受け、王冠を意味する『Headwayクラウンロゴ』が燦然と輝きます。
インレイにはHeadwayが創業当初よりシンボルモチーフとして使用してきた「Eagle(ワシ)」をリビルディング。 羽を大きく広げ大空を羽ばたくワンシーンを切り取り、新時代への飛翔をイメージしています。
指板にはEagleの羽根(イーグルフェザー)が舞い散る様子を描きました。 イーグルフェザーにはこれから進むべき道を示し、未来を飛躍させる役割を持つと言われており、 Headwayの、そして本機を手にする皆さんの新しいスタートを願ったデザインとなっています。
ピックガードにはサイドバック材と同じローズウッドを採用し、高級感のある塗装内への塗り込み仕上げを採用。
- Body Top:Sitka Spruce
- Body Side&Back:Indian Rosewood
- Neck:African Mahogany
- Fingerboard:Ebony
- Nut:High Density Bone
- Saddle:High Density Bone
- Bridge:Ebony
- Machineheads:GOTOH® SG301 01 GG
- Frets:HHF-AG2S
- Scale:645mm(25.4inch)
- Width at Nut:43mm
- Neck Grip:Extra Slim V Custom Grip
- Bracing:Mid Point Shifted,Shallow Scalloped X Bracing
- Finish:Thin Urethane
- Strings:Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories:ハードケース、六角レンチ、保証書、サウンドホールカバー
- メーカー希望小売価格 363,000円(税込)
- コスモ楽器価格 290,400円(税込)