11/26は 一門の哉芽会(長唄の発表会)尾張旭市と岡崎市民会館での貞寿会があります
いろいろ盛況でコロナ禍で死んだようになった業界に活気が出てきました
哉芽会の方は父が、貞寿会は私がお邪魔しております
お暇な方は是非よろしくお願いします🙏
私が出演している貞寿会は実にオーソドックスな古典芸能です
私はなんと踊りで出演しております
驚くことにふんどしらしい
洋暁さんの写真は凶悪やな
50年くらい前のじゃないかと、、、
この会は私の見たところ上手な人しか出演しておらず、先生ランクの人ばかり
だから私は手伝い止まり(笑)
ここ2ヶ月程、お祭りの踊りのお稽古の為に岡崎に通ってきたけど、アスリートの集団としか言えない。
踊りが肉体労働だということではなく、出来るだけ極めたいという姿勢や意識が凄いんです
寄ると触ると踊りの話ばっかだし、、、
稽古時間を削って政治家みたいなことばっかやってるか、遊んでいるというより何もやってない人がいっぱいだけど、純粋に、無心に、ひたすら稽古している人らの美しいこと
キラキラ輝いてました
ここだけの話、ピグモンみたいなおばあさんがいて、楽屋のお茶のおばあさんかと思ったら出演者の方で、その人の踊りを見てびっくり
めちゃくちゃうまい
あの人誰?と聞いたら、どこぞの先生という説明でを聞き、N川流さんも一部の昔の人は捨てたもんじゃないんだ、と思ったのでした
さて、お祭りは清元というジャンルで、素人的にいうと、男のソプラノという浄瑠璃です。
浄瑠璃なので歌詞がベタです。
あか凡夫の我々なりやこそ、滅法けへに迷ひやす
魔除のまじないみたいな文字の羅列ですが、凡夫がボンブーと聞こえて、まるで英語でも言ってるように聞こえます。
お手が鳴るから銚子の替目と、あがつて見たればお客が三人、庄屋ぽんぽん狐拳
ポンポンもよくわからなかったけど、狐拳というトラトラみたいな芸者遊びをやってポンポンと鉄砲の真似をやっていたら、手が鳴ったと勘違いしたお女中がお酒のおかわりを持ってきて、ナーンだ遊んでたのか、という1場面です。
雁金(M成君が踊るヤツ)みたいな地味な曲もあるんでしょうけど、お祭りは我々ふんどし若衆がでてきて軽快で楽しい曲でした
明日は手ぬぐいまくぞ
妹がかっこいい保名で、M成君が地味な雁金で私がお祭りの手ぬぐいをまく役です
よろしくお願いします