【プレーパークがない時でも、子どもがのびのび遊べるようになるために親が気をつけることは?】
こんにちは、石神井プレーパークのプレーリーダー"ゆっこ"です。
3歳と1歳の子どもがいる親で、プレーパークの仕事と保育の仕事をしています。
今回世話人さんたちからこの話題について投稿してほしいと頼まれました。
私自身子育てに悩む母の一人であり、私が書くなんておこがましいのではと思いながら書いています。
これが正解とかではなく思うことを書いています。
私は家や外遊びでやっていることとプレーパークの仕事でやっていることはあまり変わらないです。
ただ、意識しているのは遊びの環境を整えることです。
例えば、公園で親子で遊んでいるとします。
そこにガラスの破片が飛び散っていたらおそらくそこから離れ別の場所で遊ぶと思います。
それは、子どもがその危険に気づける年齢ではない、また子どもの遊びに合っていない環境だから別の場所にという選択をするはずです。
プレーパークではリスクとハザードという言葉があります。
子どもが自分にとってちょっとハードルが高い遊びに挑戦するときに伴う危険を「リスク」
子どもが自分の意志で「選びようがない危険」を「ハザード」
先程の例えはまさにハザードです。
このように、その子にとって今の環境やその遊びが合っているかどうかなどを見極めることがまず大事だと思っています。
なんて言うと難しいと思う方が多いと思いますがやっていることは簡単です。
ハサミを子どもが使うとして右利きなら右利き用ハサミにする、その子が使いやすいものを選んで買うのも環境を整える一つです。
よく「なんでもやらせて見守るの大変じゃない?」と聞かれます。
たしかに大変かもしれませんが、子どもがやりたいことをやって "できた!みてみて✨" とキラキラした表情が大好きでついつい見守っています。
我が子はこんな発見があるのかと毎回学んでいます。
それが楽しくて私も嬉しくて見守っています。
では具体的に最近の様子をお伝えします。
最近の我が子の遊びがこちらです。
樹液に棒を入れて樹液をとっては触る遊び。
他の切り株からも樹液が出ていて他の樹液もひたすら確認して、ちょっと舐めて苦くて泣いて。
え、これが遊びなの?地味と思うかもしれませんが、立派な遊びです。
樹液が出ている小さな穴に入る大きさの棒を探し、入るか入らないか試行錯誤して、棒に樹液がつくか観察して、他の木も樹液があるか比較する。
理科の実験に出そうな観察実験です。
なんて大人はカッコよく言いますが子どもはそんなこと思っておらず、やりたいことをやっているだけです。
まだ一歳児の次女。うまく喋れませんが発見するたびに「あ!あ!」と言い、この気持ちをわかってほしい共感してほしいと伝えてきます。
そして一緒に見て発見を教えてもらうとニコニコ〜っとするんです。
その表情がたまらない✨
なにより大人は全く気づかないことを興味を持ち気づいてじ〜っくり遊んですごいなと思って見守っていました。
もちろん子どもによっては枠があった方が落ち着く子もいるので一概にこれがいいとは言えません。
ただ、やりたいことをやれる環境をつくり、見守っていると子どもってかなり考えているな〜と学びます。
またこれは帰り道の様子です。
姉と同じように歩きたい、ベビーカー拒否の次女。
私は困ったな〜どうしようと考えていました。
そんな次女に長女が「次女ちゃん、一緒に手を繋いで歩こう」「自転車や他の人くるからこっち側ね、危ないよ」と優しく教えていました。
それをちゃんと聞いているのでしょうね「うん、うん」と答える次女。
そして、次女は自分の気持ちを受け止めてもらえたことが嬉しく長女とちゃんと手を繋いで疲れるまで歩きました。
もちろん私は自転車が来ないか、いきなり次女が手を離さないかハラハラしながら見守っていました😓
我が子たちはいつまでも子ども扱いしていたけれども、日に日にたくましく成長しているなと感じた日でもありました。
私自身、子育てって正解がない分面白くもあり難しいなと悩む母の一人です。
一人では見守れなくてもみんなでなら見守れるのでぜひプレーパークに遊びにきてください。
子どもたちの素敵な表情をみんなで見守り、みんなでワクワクしてみませんか??♪