みなさん、こんにちは!
今回は、最近よく考えることについて書きたいと思います!
それは・・・教職員の働き方改革についてです。
極端に言いますと、私はこう考えています。
「先生が、目の前の子どもと授業のみに集中できる環境づくりを早急に!!」
以下で少し説明します。
私のブログで、何度か書かせてもらったこともありましたが、教職員って、本当にやることが多いんですね。
・教育委員会に提出する書類の作成
・管理職に提出する書類の作成
・生徒指導主事など各学校で核となっている先生への報告文書の作成
・PTA関係の書類の配布と回収と報告
・給食指導
・地域からのクレーム処理(公園への出動!など)
・2日に1回ぐらいは、放課後はほぼ会議だらけ
・行事の準備作業とそのための会議
あげればきりがありません。勤務時間は5時までですが、それで帰れる教職員は「ほぼ0」といっても言い過ぎではないと思います。日中は授業がつまっています。授業がないコマでも、「入り込み」や「見守り(巡視)」や「オンライン機材の設置」などをおこないます。授業準備は夜に家でやってます(これ私に限らず結構そうだと思います)。連日放課後に会議をおこなう学校文化は変わりません。
この忙しさが、逆に、「私はこんな授業がしたいから、この教材についてもっと調べたい」「自分のクラスのあの子のことがとても気になるから、放課後にじっくり時間をとって話したい」など、積極的に「やりたい」という気持ちで取り組める事ばかりならいいのにな~といつも感じます。
思い切って、教職員が「やらなければならない」と思っている書類作成・行事運営・会議などをどんどん削って、「ゆとり」と「フリータイム」を増やし、教職員が自ら考え、子どものためにどう動くか工夫をこらせるような体制づくりが急務だと感じています。
でも、愚痴ばっかり言っていても仕方ありませんよね。みなさんのたくさんのブログを読ませていただいていて本当に感じているのは、「やりたいようにできるかどうかは自分しだい」で、自分が動き始めることがいかに大切かということです。
こういうことに問題意識があるなら、自分が変わって、動いていかなければなりませんね。組織を変えるアクションを起こさねば!
教職員が満足し、安心して働くことができない限り、子どもたちの幸せも実現しないと思います。
会社などでも同じことが言えると思います。ガリガリ君をつくっている赤城乳業では、次のように考えられているようです。
「働く人の満足なくして、お客様の満足なし」(遠藤功著『ガリガリ君の秘密 赤城乳業・躍進を支える「言える化」』(日本経済新聞出版社、2019年発行)p.61より引用)
赤城乳業では、社員のみなさんのやる気がみなぎっており、どんどん新しいことにチャレンジしようとする精神が旺盛だそうです。それがゆくゆくは、お客さんの満足度アップつながるわけですね。
そうなんです!教職員も、やる気にみなぎり、子どもたちのために「授業でこんな活動取り入れてみよう!」「あの子にクラスのこんな場面で活躍してもらおう!」と考えれるような環境こそが、ゆくゆくは、子どもの幸せにつながるのです!
このことを忘れず、発言していこう!提言していこう!無駄な会議はなくそう!考えることなしに続いている行事はなくそう!いろいろ変えていこう!
朝からこんなことを考えてみました。
面倒くさい文章ですいません。学校って、いろいろあるんです・・・
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!