NO 2420 人間関係の大切さを知ることで人は成熟する | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年3月20日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

今日は春分の日ですが、双和工業所は通常出勤日です。

 

朝から冷たい雨が降っていて、なかなか春がやってきませんね。

 

 

今日はこの後から強い風が吹き、雷も起こるそうですので

 

充分にご注意を。

 

 

 

 

こちらはわが家の愛犬だんごです。

 

 

わが家ではコタツを使っていますので、

 

愛犬のだんごは私が出勤するまで私の横で

 

いつもこうして寝ています。

 

 

私たち夫婦にとっては子ども同然で、寝ている姿は

 

いつも私たちを癒してくれていて感謝しています。

 

 

 

今日のお話は、「樹木希林80の言葉」(桑原晃弥著)から、

 

”人間関係の大切さを知ることで人は成熟する”を

 

お伝えします。

 

 

 

人間関係の大切さをしることで人は成熟する

 

 

樹木希林は2回の結婚と、1回の離婚を経験しています。

 

 

2人目の夫の内田裕也とは裁判まで行っていて

 

「離婚をしない。結婚を続ける」

 

という道を選んでいます。

 

 

言わば、結婚と離婚の大変さ面倒くささを

 

知っているわけですが、

 

 

にもかかわらず娘の也哉子には若いうちに

 

結婚すること、しかも結婚式をきちんと

 

挙げることを勧めています。

 

 

 

結婚をすれば苦労もするし、夫婦や親子、

 

親戚つき合いといった厄介な人間関係に

 

深く踏み込んでいくこといなります。

 

 

別れを決断したらしたで、

 

そこでも嫌な思いをすることになります。

 

 

しかし樹木は、傷ついたり悩んだりという経験は、

 

人間が成熟するために必要なことだ、

 

という考えを持っていました。

 

 

 

樹木は、人間に関して、

 

「一回ダメになった人が好き」と話しています。

 

 

その理由は、一度苦労したり、ダメになった人は、

 

人の痛みを知っているし、

 

 

そこから浮かび上がるための大変さも

 

経験しているからです。

 

 

人生の問題のほとんどは人間関係にまつわる

 

ものだけに、それを避けて通っていては

 

人として成長することはできません。

 

 

樹木はそんな大変さをあえて経験することも、

 

人間の成長には必要なことだと考えていたのです。

 

 

 

 

私は26歳で結婚し、結婚式も行いました。

 

 

その時の感想は、

 

「これだけ多くの人の前で結婚の誓いを

 

立てたのだから、簡単にには離婚できないな」

 

というのが率直な感想でした。

 

 

今は結婚式をやらない人もいます。

 

 

もちろん経済的なことや、いろんな考え方があり

 

それは尊重されるべきだと思います。

 

 

でも披露宴をやると、ある意味「覚悟」が

 

できるんです。

 

 

「俺はこの人を絶対幸せにするぞ!」という

 

覚悟が私はできました。

 

 

 

人生山あり谷ありです。

 

私の人生にも数々の山や谷がありました。

 

 

最初の谷は、28歳で母を亡くしたことです。

 

初めて親の死を経験し、大泣きしました。

 

 

それまで親が死ぬなんて考えたことも

 

ありませんでしたから、まさに青天のへきれきと

 

いった感じです。

 

 

でも、亡くなった母は私に大切な教えを

 

授けてくれました。

 

 

辛く苦しいく悲しい経験を若くして

 

させてくれました。

 

 

それ以後、「母の死」以上の辛さを

 

経験することはありませんでした。

 

 

ですから、いろんなことが起こってても

 

乗り越えてくることができました。

 

 

 

「艱難辛苦は汝を玉にす」という言葉があります。

 

 

辛い経験や苦労は、自分を磨き成長させてくれる

 

という意味です。

 

 

若い皆さんにはこれからきっと、

 

数々の苦難が待っていると思いますが、

 

 

それらはあなた方を成長させてくれる

 

肥しだと思って辛抱してください。

 

 

止まない雨はない! 明けない夜はない!

 

ですよ。