まあ騒音だよな(笑)。私はクソガキどもが叫ぶ甲高い声が大嫌いだ。それがなんで中学校の教員になったのか、謎過ぎる(笑)。

 

長野市で、地域住民のクレームがきっかけで公園が閉鎖されるというニュースがありました。これ、1軒のお宅だけがモンスタークレーマーで、みたいな報道のされ方をしたけど、よく読んでいくと、他にもいろんな要因はあったようだな。ただ、この類のニュースは増えていて、静かな住環境を維持するために「保育園の建設反対!」とか、日常茶飯事だ。こういうニュースが出るたび、世間の評価は当然子供たちの味方で、「子供がうるさいとか言ってる連中は、自分の子供時代は静かに遊んでたのかよ」みたいな。あと、「昔の大人は寛容だった」 「地域全体で子育てをしようという機運が高かった」なんて感じ。

 こういう一方的な風潮に傾きそうなときは、私はとりあえずバランス感覚を大切にしたいので、本日はクレーマーの側に立って、ガキどもを糾弾しようと思う(笑)。

 

昔の大人の方が寛容だったとは決して思いません。私のクソガキ時代は、来る日も来る日も「お前らうるさーい!ここで遊ぶな~!」というカミナリオヤジやカミナリオババとのいたちごっこでした。昭和34年に竣工した、ニュータウンの草分け的存在のマンモス団地の入居者は、9割がたが子育て世帯。私が住んでた棟の24戸中、子育て中じゃない世帯は3戸だけでした。でも、その3戸がクレーマーってわけじゃないんだよな。

 団地の中には要所要所に公園が配置されていましたが、私の地区(当時第4団地と呼ばれていた)は、20棟の団地エリアに遊具付き公園2つと広場1つ。ガキどもの数に対して、圧倒的なキャパ不足は明白です。そこで我々は、棟と棟の谷間の芝生で遊ぶことになるわけだが、そこには「芝生に入らないこと」という立札が・・・。立ち入り禁止の理由はおもに2つで、まずは「うるさいから」。芝生はベランダの真下だから、何十人ものクソガキどもが野球とかやったら住民はたまったもんじゃないよな。もう一つは、冬場になると芝が枯れるので、ガキどもが走り回ると、枯れた芝の葉が舞い上がってベランダを直撃するのだ。特に1階の被害が大きいので、いつも怒って来るカミナリオヤジは1階のおじいちゃんでした。あとはボールの飛び込み・・・これは2階にも3階にもバンバン行きましたな。こんな修羅場だというのに、大半のお宅が子育て中で、要するに自分ちの子どもが「迷惑かける側」に所属してるため、遊ぶなとも言えないわけだ。結局のところ数の論理で、周囲に圧倒的に子供が多い環境では、いくら「うるさいな~、何とかしてくれよ」って思ってても、押し切られちゃうってことだな。

 第4団地で育った我々がほぼ巣立って、高齢夫婦のみ世帯だらけになると、芝生はもちろん公園にも子供の姿はほとんどなく、めでたく閑静な住環境が実現しました。とは言っても、まだ少しは子供がいて、たまに遊ぶんだろうな。なんと広場に看板が!「球技は〇時から△時まで」 たしか2時間くらいに限定されてた。子育て世帯が減って一大勢力となった子育て終了世帯が、一気に反撃に出たというわけだ。子供たちが伸び伸び遊べる場を確保するには、子育て世帯が集結する必要があるのです。

 

 新幹線や飛行機の中でも、赤ちゃんの泣き声にクレームつける人がいるらしいけど、これだって1両に数十人の赤ん坊を乗せて一斉に泣かせれば、たぶんクレームは言わないよな。何事も多数派って大事だ(笑)。結局のところ、少子化で子供が減った一方で、平均寿命が延びて高齢者の数が増えて、こういう勢力図の中では、子供たちは肩身の狭い思いをするの避けられないよな。すべては少子化対策から始まるのでしょう。

 繰り返します。子供の声は今も昔もうるさいです。「うるさ~い」と言ってくる人は昔もいました。それを言いたかっただけです。

 

【本日の手口】 証券会社から電話がきて、年末恒例の節税対策の話。今年は全然勝ててないから関係ないかと思ってたけど、1年通してみると一応それなりの利益は出てたんだな。というわけで、2023年は良い年になりますように!(株価以外の部分も)