全6編の連作短編集。
恵比寿にある隠れ家的なバー「トラップハンド」のマスター神尾武史(ブラック・ショーマン)と、その店を訪れる女性たちのストーリー。
前作のストーリーを全く覚えていなかったので、備忘録として書き残した過去の自分のブログを読んでみても、全く役に立たず(笑)。
何のために書き残したのだろう?
登場人物やストーリーの復習なしで読み進めましたが、何の影響もなく読み終えてしまいました。
まさにマジックショーを観ているような驚きのある展開で、「オリーブの首飾り」のリズムに乗ってページをめくる手が止まりませんでした。
お見事なラストで、読後感がとてもよく、面白かったです!