>自作プレイリスト
>テーマ:高橋優、2020年の5曲
>作成日:2020年 12月 30日





選んでみました!

去年から作成を始めた、年一回のプレイリスト。
多分一生聴き続けるであろうアーティストの楽曲の中から、自分のこの1年を象徴する5曲を選ぶ。“日記”じゃないけど、1年を振り返ってまとめる事で、自分の“現在地”を記しておくためのプレイリスト。
だから、単に“好きな曲プレイリスト”ともビミョウに違う選曲です。

今日は、高橋優!
優さんご自身が、今年は事務所からの独立があったり長く続いたラジオが終了したりこれまでと雰囲気の異なるニューアルバムをリリースしたりと、変化の大きい1年だったかと思います。
ぼくも、なんか変化の多い1年でした…そういう年代なのかもしれないですねぇ。





『CLOSE CONTACT』

ぼく個人がどうこうというレベルじゃなくて、“社会”とか“世界”とかのレベルで今年を象徴する出来事、コロナ禍。いやほんと、社会全体を包む不安と混乱が、今なお解消されずここにあって…。福祉関係で対人援助職をしているぼくには、リモートワークなんてものは選択肢にも上がらないし。
CLOSE CONTACTを日本語訳すると、“濃厚接触”だそうで…今年になって初めて聞いた言葉なのに、こんなにも頭にこびり付いている。またいつか物理的なCLOSE CONTACTを気兼ねなく誰とでも出来るようになるまで、せめて心はCLOSE CONTACTしておきたいもの。



『LIFE』

職場での役職が、ちょっとだけ変わった今年度。仕事の内容は、嫌いじゃない。少し前まで、『リーマンズ・ロック』を聴いて自分を奮い立たせ、色んな怒りを飲み込んでやってきた…でも今年のある時にふと、「最近、そんなに腹立たねぇな」って思ったんですよね(笑) もちろん今でも『リーマンズ・ロック』を聴けば気持ちは高まるけど、正直それ以上に、この『LIFE』という曲の「新しい世代 若く逞しい 追い抜かれ慣れたYesterday なんでまだいるの?あいつ意味あるの? 誰かがつぶやく声が聞こえてる」という辺りのほうが“共感度”は高くなってるんですよね(苦笑) まだ追い抜かれてるつもりはないけど、煙たがられてはいるだろうから。
でも、最後のセンテンスを胸に、ぼくはまだまだやってやるんだ!(笑)



『サンドイッチ』

奥さんのお腹に赤ちゃんが居る事が分かって、今年後半はぼくの頭の中は殆どこの件で埋め尽くされていた(笑)
今まで気にも留めていなかった事に目が向くようになりました。特に、ベビーカーを押す人たち。あれ、押しながらだと扉の開閉すら難しかったりするようですね…。「自分がやる事でいつか自分にも返ってくるんじゃないか」なんて凄く打算的な気持ちなんだけれども、ベビーカーを押してる方には少しの気遣いをする事にしました。どちらかと言うと「あまった口で舌打ち」するタイプだったけど、これからは心を入れ替えます!



『ロードムービー』

赤ちゃんを授かったからでしょうね…自分の人生が、“特別”でも“ドラマチック”でもないけれども興味深いものではあると思えるようになりまして。“これから先”についても、「手放しで」とは言わないまでもそれなりに楽しみに出来るようになった。そんな今の自分(というか我が家)のテーマソングに、この曲はぴったりです。



『非凡の花束』

赤ちゃんが出来て浮かれてますが(笑)、きっと奥さんにとっては期待と同じくらい不安もあるんだと思うんです。男には到底想像も出来ないような気持ちなんじゃないかと。
その不安や(文字通りの)産みの苦しみを肩代わりしてあげられない以上、感謝を伝えるしかないよなーって。そんな気持ちでこの曲を聴くと、確実に泣く(笑)
去年も選んでましたねこの曲。ほんと、大好きな曲です。





そんな、計5曲。

コロナ禍にピリピリしつつ、でも個人的には悪くない年だったなぁと、この選曲を見直しながら思いました。
来年は、我が家だけでなく社会全体に明るさが戻りますように。