Future Pop/Perfume

テーマ:

Future Pop(通常盤)(DVD付)>オリジナルフルアルバム>タイトル:Future Pop>アーティスト:Perfume>リリース日:2018年 8月 15日>記事作成日:2018年 10月 20日




聴きました!
なんかもう、新作が出たら自動的にチェックする域に入って久しいPerfume。もちろん曲がいつでもカッコいいという信頼感もあり、更には中田ヤスタカ氏のディレクションへの信頼感もあり。そんなPerfumeの、最新作。


イントロダクション『Start-Up』からの、表題曲『Future Pop』へ。『Start-Up』は、構成は好きだけど「もっと大げさに加速度感を加えて気分を盛り上げてくれても苦しゅうなかったのに」と感じる。その点、『Future Pop』ではそれが上手い事構成されていて…あ、『Future Pop』がそうだから『Start-Up』はこうなのか!キャッチーなアレンジで、「Perfumeといったらこーゆーの!」というののカタマリみたいな曲。ノれます。
程よいスピード感の『If you wanna』。シンセがバリバリ、声のエフェクトもゴリゴリで、とにかく中田さんの王道なディレクションが堪能出来る曲かと思います。最近は、そのアプローチとは違うものも増えてきましたからね。
そういう意味では、ぼく的にはその「王道とは違うもの」の系譜に入ってくると感じる『TOKYO GIRL』。いや、だからといって全くもってガラリと違う作風という事でもないんだけれども。どちらかというと近年のCAPSULEに近いというか、「聴きやすさ」「耳馴染みの良さ」よりも「クール」で「ビター」で「大人っぽい」音になっているとおもいます。Perfumeでこの曲をシングルとして切る(つまり世間一般に「これが自分たちの音楽です」という名刺を配る感じ)という事は、CAPSULEはどうなっちゃうの!?と少しだけ心配になる。PerfumeとCAPSULEの棲み分けが無いと、Perfumeオンリーになってしまいません??
「声も楽器の1つ」的な中田さんのディレクションが端的に現れている『FUSION』。多くの部分をインストが占めており、ヒップホップ…というかもはや喋りに近いようなボーカルが間に入る程度。これはむしろ、ちょっと前に出た中田さんのソロ作品に入ってるほうがしっくり来そうな感じ。でも、Perfumeお3人さんの歌声は、ナマに近い感じがするんですけどね。その辺のバランスが独特だし、「聴き応え」に繋がってくる印象。カッコよくて、嫌いじゃないですよ。
久しぶりに「可愛いPerfume」が見えた気がする『Tiny Baby』。ほんと、「クール」で「アダルティ」な面がどんどん増えてきてましたからね。この、『チョコレイト・ディスコ』を彷彿とするようなガーリーな感じは、ほんと久しぶり。
聴いてると音楽偏差値が上がりそう(笑)な、『Let Me Know』。どこかアカデミックな匂いのするトラックに、色んな事を考えるきっかけになりそうなフレーズの多いリリック。シリアスな歌声は普段よりもエフェクトが薄いように感じられ、歌い手としてのお3人の「顔が見える」感じがする。
かと思えば一転してコミカルな要素のあるサウンドの『超来論』。近年のPerfumeは、本当に作風のレンジが広い。こーゆー揺さぶられ方は嫌いじゃないですよ。メロに対する言葉の充て方はリズミカルで、過去作で言えば例えば『だいじょばない』みたいな聴き心地になる曲。
スケール感のある曲、その名も『無限未来』。タイトルの通り、遮るもののない可能性をそのまま曲にしたかのような、際限のない広がりを感じさせる曲。
『宝石の雨』。跳ねるリズムにはパステルの美しさを感じつつ、どこかしっとりとした奥ゆかしい輝きをも感じさせる曲。ぱっと聴くとウキウキ、じっくり聴くとたおやかな。一粒で二度美味しい感じの。こういう曲、好きです。
サウンドの近未来感が特に強い曲、『天空』。中田楽曲には多いけど、言葉の乗せ方が独特。この曲に関しては、サビの最後が「ぱんぽろりん♪」にしか聴こえず何事かと思ったけど(笑)、歌詞カードを読んだら「(分からずに)いた頃に♪」だった。
ピアノの生音が異様に新鮮に響く、『Everyday』。この曲もまた、お3人さんの歌声が純度高めで聴こえてくる感じがして、そこも新鮮でした。トラックの質感的にはもう中田サウンドが全開の近未来的デジタルサウンドなんだけれども…こと「歌」に関していうと、普遍的なものを感じました。どの世代の人が聴いても、良いと思えるのでは。


そんな、計12曲。
Perfume作品は、変わらない。例えば、オリジナル1st.である『GAME』と本作を並べて聴き比べたらそりゃあ変化と進化を感じるわけですが。でも、全体的なイメージで言うと、メジャーデビュー当初から変わらない部分が多く、本作でもそれを再確認した次第でした。それを、「安定→信頼感」と捉えるのか「マンネリ→飽き」と捉えるのかは聴いた人次第でしょうねぇ。




お気に入りは、#02 『Future Pop』#05 『FUSION』#07 『Let Me Know』#10 『宝石の雨』




この作品が好きなら、・『WAVE RUNNER』/CAPSULE・『BEAUTIFUL』/MEG・『FLASH』/AMOYAMOなどもいかがでしょうか。




iPod classicには入れておきたいレベルf^_^;)









ぼくの、もう1つのブログもご贔屓に!▶︎音楽雑記帳