BABEL>オリジナルフルアルバム>タイトル:BABEL>アーティスト:9mm Parabellum Bullet>リリース日:2017年 5月 10日>記事作成日:2018年 5月 17日




聴きました!
もちろん、キューミリの作品はこれまでにも何作か聴いてきましたが…メタルっぽい味付けのややコワモテなサウンドとか、V系的な感じに美意識の高そうなオーラとか、その辺に今ひとつハマれなくて。「まぁ、ぼくにはご縁のなかったバンドなのかな」なーんて思っていたのですが。先月、フレンズの野音ライブに参加していた時にフロントマンの菅原さんとベースの中村さんがゲストとして出ているのを見て。特に菅原さん、フレンズ三浦さんと一緒に「しょぼぼぼーん」してる姿がもうどうにも可笑しくて(笑) 「こんな気さくなにーちゃんらの鳴らしてる音楽だと思って聴いたら、音楽の聴き方も変わるかも!」と思って手に取ったのが本作。


早速、美意識の高そうなギターリフが高らかと鳴り渡る曲『ロング・グッドバイ』からスタート。メンバーのキャラを踏まえずに聴いたら「ナルシストなのかな?」と思ったかもしれないけど(すいません)、「気さくなにーちゃんらが頑張ってる姿」と思って聴くと好意的に受け取れる(笑)ぼくの耳と頭なんて、所詮そんなもんです。そういうわけで、「ふつーにカッコいい」と思って聴けた、一曲目。
ラウドなのに繊細さもある『Story of Glory』。高速で刻むドラムスが、追いかけてくるような迫力。そして、その図太い音に全く負けていない他パート。ボーカルだけが、どこか優雅で優美でそして儚げ。
続いて、『I.C.R.A』。サビの掛け声(?)が「安!心!安!全!」に聴こえて、一瞬、食の安心安全とかをテーマにした曲なのかと思ったけど(笑)ギターがとてもエモーショナルな曲。
派手なアレンジの『ガラスの国のアリス』。凄くアグレッシブなアレンジ&プレイ。一方で、ボーカルに注目すると結構繊細で感傷的な感じもあったりして。
ドラマチックな『眠り姫』。キューミリ特有のギラギラ感はほのかに残しつつ、儚いけれどもドリーミンでファンタジックなテイストの曲。歌詞の内容だけでなく、メロディの展開なんかも。
お伽話的なモチーフの曲が続きます、『火の鳥』。『眠り姫』に女性的な空気感があったとするならば、こちらは男性的な力強さを感じさせる曲。でも…鳥なら、奈落に生まれ落ちても羽ばたけるんだから比較的容易に脱出出来るのでは?(笑) …はい、そういう事ではないですね。
ゴリゴリのハードロック、『Everyone is fighting on this stage of lonely』…タイトル長いな!(笑)なんか、以前はもう少し比喩的で難解な歌詞が多かった気がしますが、これはかなりストレートなメッセージソングですね。ぼくは、音が比較的シンプル(単調という意味ではない)なバンドなので、歌詞もこれくらいストレートなほうが好きかも。
アルバムタイトルはこの曲から取ったんでしょうかね、『バベルのこどもたち』。全体的にはとても「大きな事」をテーマにした歌詞なんだけど、端々でとてもしゃべり言葉っぽい(?)ラフな言葉がチョイスされていて、なんかそういうバランス感覚が面白かった。
『ホワイトアウト』。ギターの音色が、なんか面白いな。…てか、ギターですよね?マンドリンとかじゃなくて。なんか、和楽器のようにも聴こえたりして。なんとなく、「艶やか」なギター。
ラストは『それから』。タイトルだけ見たら、なんとなく昭和の歌謡曲みたいな叙情を感じたりもするけど…サウンド的にはもう、まさにキューミリって感じの男臭いゴリゴリサウンド。


そんな、計10曲。
フルアルバムではあるんだけど、トータルで30分台の作品。でも、物足りなさはなくて、なんか「ぎゅっと詰まった」感じがしました。尺だけ長くて冗長な感じになるよりも、全然良いと思う。
相変わらず「V系的なナルシシズムの香りはあるなー」「メタルっぽいトガリ感もあるなー」という印象は変わらなかったけど、でもだいぶその世界観を楽しむ事が出来ました。だって、こんなに硬質なロックンロールを鳴らす人が、「しょぼぼぼーん」しちゃうんだから(笑)…結局ソコ。
これからも、新譜が出たらチェックしたいなーと思えました。




お気に入りは、#01 『ロング・グッドバイ』#05 『眠り姫』#08 『バベルのこどもたち』




この作品が好きなら、・『望郷』/cinema staff・『Paradise』/KEYTALK・『虚言NEUROSE』/MY FIRST STORYなどもいかがでしょうか。




iPod classicには入れておきたいレベルf^_^;)









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