IT'S MY HOUSE b/w SPARKLE/DIANA ROSS | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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IT'S MY HOUSE b/w SPARKLE/DIANA ROSS
DIANA ROSSといったらやはりSupremes時代を思い出しますけど、
70年になってソロになってからも快進撃は続きます。
ただ作品の発表ペースは以前よりも落ち着いていて、
そういう意味ではソロになってから自分のペースを得たんだと思います。
だからというわけではないですけど、ヒットシングルのペースも
2〜3年おきに出るという感じでしたからちょっと下降したイメージが
しないでもありませんね。
今回アップした「IT'S MY HOUSE」は、79年に発表されたアルバム
『The Boss』からカットされた曲で、U.S.では切られていません。
別にU.S.でカットされていないからというわけではないのですが、
先に書いた「下降」時期の作品なのかなって思うわけです。
その「IT'S MY HOUSE」ですけど、結構軽いノリが心地良くて
そこに入ってくるDIANA ROSSの通る声がぴったり合うんですよ。
歌メロの流れは本当に良くて、さすがDIANA ROSSだなって思います。
さらにバックの演奏、コーラスがとてもいいんです。
バックのギター、ベースを聴いていると、なんとなくBrothers Johnsonの
「Strawberry Letter 23」に近い雰囲気を感じるんです。
メロディの良さやアレンジの良さを考えたらU.S.でもシングルとして
カットされても問題なかったと思いますし、ある程度のヒットは見込めたと
思うんですけどね・・・・
特別映えた曲ではないですし、フックの強さが目立っているわけではないですが、
聴いていてジワジワと浸透してくる雰囲気はこの曲の特徴となっています。
個人的にはDIANA ROSSの淡々とした歌い方が好きですし、
何気にその声がMichael Jacksonに似ているのもいいかなって思います。
さてB面の「SPARKLE」ですけど、この曲も『The Boss』の収録曲で
とても透明感のある美しいメロディを持ったバラード系の曲なんです。
タイトルからしたら何だか夏の日差しが〜って感じがしますけど、
真逆な雰囲気の曲なんです。
こういう落ち着いた楽曲もDIANA ROSSが歌うと更に映えて素晴らしいんですが、
やはりキャッチーさがもっとあった方がより映えて良かったと思います。
私自身がこういう感じのバラードは聴き分けが出来なくて苦手なもので
表現がイマイチになってしまうんですけど、曲自体は決して悪くはないんですよ。
メロディに惹きつける魅力がどれくらいあるかという問題のような気がします。
例えば75年の「Theme from Mahogany」みたいに、
聴いた瞬間にハマってしまうような魅力が欲しいかな・・・(^^;
でもこのシングルの組み合わせとしてはAB面の曲調の違いはメリハリができて
すごくよいと思うんですよ。
最後にこのシングルは79年に発表されて、U.K.で32位まで上昇しています。