キロンについて、魂の傷が~という解釈には首を傾げるものがあるのですが(私は)

 

ただ、キロンと太陽や月といった、ライツとのアスペクトにおいては、コンプレックスに繋がっていることが非常に多いです。

 

 

これは、私が見てきた中ではハードに限るという感じで、逆にソフトアスペクトを取る場合などは、

体感もなく、無自覚であることが多いかもしれません。

 

現に私も月とキロンがトラインなのですが、はてさて昇天状態です。

 

 

鑑定でも特に触れませんが、優しい人。という解釈に留まる程度でしょうか。

 

 

 

 

知人で、月が1ハウス、木星と合になっている方がいて、1ハウスの月というので、まず非常に素直な人です。

 

この月が、ICに合のキロンとスクエアを取っているので、「母親とのトラウマ」という風に読みがちですが。

 

そうではなく

「なんでもできる母親に対して、何もできない自分」

のように、コンプレックスを抱えていたそうです。

 

 

そして、ICと重なっているキロン

 

これは、「自分では一生懸命、家族の為にしていることが、何も(家族に)伝わらない。何も満たされない」

 

のように考えるそうで、こうしたIC(家庭、自分の根の部分)と、月(感情)に対して揺らぎを感じる。

 

なのでおそらく満たされない。といった欠乏感がうまれるのだと思います。

 

 

母親との関係にコンプレックス。とか、トラウマ。とか。

よく書かれていることではありますが、虐げられたことでのトラウマと、

母親と自分とを比べることで抱くコンプレックス

 

というのでは、どちらもトラウマであり、コンプレックスでもありますが、意味が全く異なります。

 

 



 

もともとが1ハウスの月に木星の合。なので大切に育てられてきたと思うんです。

 

ただ自我を示す1ハウスに月というのは、同時に母親の存在が彼女の中で大きなものである。というのも示します。

 

木星が重なっているので、余計に。ということですかね。

 

 

これは体感を聞かねばならない部分でもあるため、難しく思いますが、

両側面からでもって考えることが必要なのだと、勉強になりました。