イケダンを応援します
おはようございます、ちゃりんこFPです
唐突ですが、あなたは「イケダン」?
もともとは、女性誌「VERY」発信の造語で、
仕事も家事もバリバリ、妻の手助けも厭わず、おしゃれでイケてる旦那。
消費欲を刺激するためのファッション誌が作った言葉なわけですから、
「イケダン」的に、経済活動をしてもらうのが狙いなはずなんですが、
現実には、絵に描いた餅なんでしょうね。
いつの間にか世の中は、勝手に解釈を広げつつあるような気がする。
最も高かったといわれる平成9年の平均年収467万円に比べ、
平成21年は406万円。
夫の高収入や出世を自慢する妻は、もはや空気読めない女なのだ。
そして、出世欲に縛られず、家庭を大切にし、
オヤジ臭くないルックスの旦那が、
どうやらママ友からは「イケダン」と認定されるらしい
かつて、三高(高収入・高学歴・高身長)との結婚を目論み、
女性たちがブランド物で着飾った時代。
その頃から比べれば、より成熟した、文化的で品のある生活。
でもな~
なんか、ちょっとトホホな気持ちになるのは、
世代ギャップなんだろうか。
休日出勤も接待ゴルフもなくなって家にいる旦那は、
せめて家事でもできて、いつも小奇麗にしていればならない。
それって妻たちが、あきらめと見栄の間で折り合いをつけた、
ギリギリの妥協点なんじゃないかなあ。
既に成熟期に入った日本には、
これ以上の経済発展はないというあきらめ?
そんなものが何かによって、すこしづつ植え付けられているのなら、
私は断固否定したいと思う。
今より豊かになりたい、欲しい物を手に入れたいと熱望し、
がむしゃらになることは、決して強欲でもカッコ悪いことでもない。
その貪欲な情熱が経済を刺激し、滞った流れを生き返らすことだって、
あり得ると、私は信じている。
イケダン諸君!
あきらめたらあかんよ~!
そして、若い夫婦の世代のやる気を削ぐような年金制度は、
絶対にどうにかしなければならない。
たぶん全然イケダンじゃない官僚や議員のみなさん。
ほんと、お願いしますよ!!
次回は11月1日です。またお会いしましょう。
チャオ