先日、思い立って、昔読破した高杉良さんのビジネス小説が読みたくなり、本屋で探しまくった。
20代後半〜30代前半あたりの半年間くらいで、出版されている文庫本を片っ端から読んだ記憶が蘇った。
その当時、週に複数冊のペースで文庫本を読み漁っていた。
高杉良さんの、取材に基づく、ビジネス小説は、時代的に古いものもあるが、本当に魅了される。
対象となっている主人公自体に、物語があるが、書き手である高杉良さん独特の表現も含め、本当に面白い。
で、冒頭の話だが、本屋で検索しても、大きい書店でも、もうあまり置いてない。
3件回り、最強の経営者を購入し、一瞬で読破した。
大学生や、就職したての若手社員の皆さんには、おすすめです。
昭和的な雰囲気もあるが、経営者が何を考えているのか?
時代は変われども、卑しい考えも含め、サラリーマンの社会ってそんなもんだって知ることができる。
テレビで見ている経営者や、あなたの会社の役員がどんなに美しい言葉を並べていても、
人は人。そして、我儘を言える立場になると人はこんな事を考える。
これに対し、アレルギーを持つのではなく、偉そうで、ご綺麗にしているジジイも、所詮「人」と思えば、身近に感じるし、
偉そうな事を言っているトップほど、ショボいと思えるようになる。