会社の制度には、職掌として、転勤の有無が明確な筈だ。
基本的に地域職員と総合職では、待遇が違うのが日系企業。
その中で、内示のタイミングは各社により事情は異なると思う。
今回の問題は、上司部下のコミュニケーションに問題があったのだろう。
有給を認めない→育児休暇を取得→異動という会社が悪者になる構図だが、社員には、非はないのだろうか?
基本的に転勤がある職種で、転勤を命じる会社は、間違ってはいない。
それが育児休暇明けという事で報復人事と取られても仕方ない。
ただ、社員は辞めてしまったのだ。
本来であれば、転勤に応えられないということは、社員が、会社に事情を説明し理解してもらうべき内容ではないだろうか?
正当な事情にもかかわらず、転勤を強行するのであれば、会社を訴えてもいいが、短期間で退職という事から戦うことなく戦線から逃げておいて、奥さんがSNSで会社の非を訴えるというのは、理解に苦しむ。
与えられた義務を果たせない事は、それぞれの事情であると思うが、説明責任を果たすべき事をせず、会社を批判されても、権利というよりは賠償金欲しさなのか?と勘違いされる行動である。
そしてなによりも、会社側の対応では、弁護士の資質の問題だろう。そして日頃管理していた上司の問題だ。
弁護士的な対応(言い訳がましい)と上司の部下とのコミュニケーション能力不足。
まぁそれにしても、古い考えだが、権利ばかりをSNSで主張されて、変な世の中になったもんだ。