幼保無償化 | よもやま話

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色々と感じた事を書いてみたいと思います

幼保無償化に関しては、先日も書いたが、これが少子化対策になるかといえば、正直厳しいだろう。
保育料が無性になったところで、親世代の将来への不安がなくならないと、解消できないと思う。
今日は、別の側面から。
保育料は世帯年収に応じて変わる。
これを無償化する事で、高所得者が、徳をするという記事を見た。
日本という国は、なんて社会主義的な考え方をするのか。
過激に聞こえるかもしれないが、今の制度のままでは、貧富の差は固着してしまうと思う。
だって、それなりの努力でも国が守ってくれるから。
アメリカほどに、所得によって行ける病院のレベルが違うというとこまで極端な話は求めないが、保育料無償化で消費税増税は低所得者の負担を増やすという論理には納得できない。
分相応の買い物に課税されるというシステムが崩壊したら、決してハングリーにならないよね。
多分、高所得者と低所得者というと表現もいまいちだが、その二者は、価値観が違うんです。
携帯電話料を多く払っているのはどっちだろう?とか、新しいスマホが出たときに、購買するのは果たして裕福な家庭なのか?
タバコの消費は、果たしてどちらが多いか?
お酒の消費は?
良い車を買う割合は?
ギャンブルに使うお金は?
私が知っている年収1,000万越えの人たちの少なくとも、自分の健康、能力のブラッシュアップと子供の教育にかけるお金のウェイトが多い。
嗜好品への散財は、比較的少ない。
偏見かもしれないが、その実態の中で、不公平とは思わない。
自分が変わらなければ、いつまでたっても、自分の世代、子の世代、孫の世代まで変われないという事に対し、国が守るのではなく、頑張った人が報われる世の中を作ることが必要だと思う。