経営者には、それだけのストレスがかかるのは実際の話だが、では、高額報酬、天井知らずの経費、運転手付きの車、ビジネスジェット…どこまでが許容されるのだろうか?
また、報酬の金額はどこまでが適正と言えるのだろうか?
昨今の有価証券報告書で高額報酬は開示対象となっているが、大企業の役員だと1〜3億程度は、あり得る金額となってきた。
社員の平均年収が1,000万円に届かない会社の経営者が10倍〜30倍の報酬をもらう…
前にも書いたが、ここは日本である。
欧米の経営者の報酬制度が必ずしも正しいわけではない。
日本の文化・商習慣を考えると、この報酬額はそぐわないと思うには私だけだろうか⁉︎
例えば、年収は従業員の3倍程度で、インセンティブを重くつけるのであれば、理解できる。
特にプロの経営者と呼ばれる人なら、なおさら、インセンティブに比重をおくべきだと思う。
だって、プロなんだから出来高払いであることは、当たり前のはずだ。
高額報酬ではないかもしれないが政府からのメール支援を受けている会社等は、こういう報酬基準をいち早く取り入れるべきだ。
赤字を垂れ流し、株価も額面を割れ、海外にしか売却先がなくなってしまうような企業の経営責任は明確にしてもらわないと。
のうのうと社長業で、報酬と福利厚生を責任とる日まで貪られるのは我慢がいかない。