本人は、失敗の連続でその上に成り立っているというが、決してそんなことは無いと思う。
同じような経験をしても、ひらめく人と、ひらめかない人がいる。
ひらめくのは、ほんのほんの一握りの天才で、ひらめかないのが普通の人だと思う。
どんなに天才に憧れたりしても、超えれない一線がある。
これは、生物学的には、本能に近い部分で、その感性を持ち合わせていないものが、どんなに努力をしても及ばない領域だ。
私が使っているスマートフォンのメーカーにしても、ひとりの天才によって、世に生み出された商品は、私たちを、魅了しかつ利便性を高めた。
その天才亡き後の会社はどうだろうか?
利益こそ出ているが、人々に感動を与えることができているだろうか?
現状の延長線上を必死に歩くことしかできなくなっていないか?
これは、誰が悪いわけでも無い。
ただただ、天才の偉業が大きすぎただけだ。