高校受験 | よもやま話

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色々と感じた事を書いてみたいと思います

ふと、自分が受験生だった時を思い出して、二十数年前だけど、役に立てればと思い書いてます。

まずは、背景説明から。
私は、中学受験を経験した。1学年は160人の生徒がいて、小学校からの内部進学者が120名。中学受験で入ってくる生徒は、40名だった。
田舎だったため、受験をするような中学もほとんどなく、県内で一番の公立高校には、通っていた中学の約半分が進学するような状態だった。
入学した直後のテストでは、160人中30位程度だった記憶がある。
私は、何も知らず、この中学で、一番シンドイ運動部に入部してしまった。お休みは、正月の三が日程度で、他は、全て、練習と遠征試合と合宿という異常な環境に入ってしまった。先輩、後輩の代は強く、全国大会に出場したが、私の代は、せいぜい県大会ベスト16レベルで、費やした時間の割に、結果が伴わない残念な感じであった。
また、その中でも、努力もうまくできずレギュラーにすらなれなかった私は、中途半端な時間を2年半も続けてしまった。
その結果、中学三年生の夏には、160人中100位まで、成績は落ちていた。
必死に塾に通い始めたが、簡単に追いつくわけもなく、成績も一向に伸びない。
そんな時、塾の先生が、全国の公立と私立高校の受験問題(過去問)が、載っている通称「電話帳」なる参考書の存在を教えてくれた。
幸いなことに、私が通っていた塾には、その参考書があり、秋口からは、その参考書の問題を受験形式で、全国の公立試験問題を5教科問く事に集中した。
北から10県分も解くと不思議な事に、問題の傾向や重要なポイントがわかり始め、重点的に理解する事で、2ヶ月程度で全国の試験問題を解き終えた時には、成績は、うなぎのぼりで、20位となっていた。また、無事に目標の高校に合格できました。
これは、大学時代に塾講師やっていた時にも、気付いた事だが、公立高校受験問題には、出題の傾向がある。
各科目のポイントを抑えるためには、過去問による実践が、一番の近道だ。
47都道府県の公立高校受験問題を制覇することは、ゲーム感覚でもあり、飽きがなかった。
かなり昔の話で申し訳ないですが、ふと思い出しました。