YOASOBIの「アイドル」が頭から離れません。
KPOPアイドルの「アイドル」動画を永遠に見てしまいます。
…ややこしいですね。
ファンが音楽に合わせて映像を切り取った、オリジナルの動画です。
これがまた、かなり中毒性が高い。
問題は、頭が切り替わらないことです。
動画を見た後小説を読むと、BGMが完全に「アイドル」なんです。
究極の脳内コラボ。
自分の好きな世界同士が共鳴してしまうわけです。
私は推理小説が好きなのでシリアスな場面が多いんですが、突然脳内で
♪だれもっがっめをうばっわれてく!
が始まるわけです。
今はやめてくれぇ
キラキラしないでくれぇ
連れて行かないでくれぇ
なんとも脳内が騒がしく、布団の中で悶える日々です。
ちなみについこの前までは「かわいくてごめん」でした。
刑事である主人公が息子の大麻吸引現場を見てしまうという、わりと重大なシーンに
♪ちゅ!かわいくてご〜め〜ん〜
が頭から離れず、脳内地獄絵図でした。
それにしても、音楽や映像のインパクトはすごいなといつも思います。
以前ドラマを見てから原作を読んだんですが、映像のインパクトが強過ぎてなかなか小説の内容が入ってこず、ちょっと残念な気分になったことがあります。
それからは気になる作品は先に小説を読んでから映像を見るようにしました。こうすると、わりとそれぞれの世界で楽しめます。
深夜にスマホでドライアイ限界チャレンジをしながら思うんですが、音楽や映像は言葉がわからなくても伝わるものがありますが、小説は言葉がわからないと全く理解できない。
私は日本の小説が大好きなので、なんだかもったいない気がしてしまう。
かなり傲慢ですが…
ただ、たくさんの人が知っていたり良いと言われるものが、自分にとってもいいとは限らない気もします。
以前、小説の先生にとにかく名作を読めと言われ、誰もが知っているような小説を読み続けた時がありました。でも、なかなか理解できず苦しい時間でした。
皆がいいというものを面白がれない自分の感覚がおかしいんだ、と思っていたんです。
逆にその頃ミステリー小説の新人賞を読むのにハマり、先入観のない作家の世界に浸るのが楽しかったのを覚えています。
おかげで小説の楽しさを改めて感じることができました。
今では、どちらも小説と向き合うには必要な時間で、自分の一部になっていると思えます。
自分が楽しめる時に楽しめるものを選べばいいんですよね、きっと。
KPOPも小説もこれからもどちらも楽しみたいです。
またどんな激しい脳内コラボが起きるのか、今からドキドキです^_^
