ブログ記事の時系列がバラバラですが、
長男が異動になり金沢へ戻ってきました。
(赴任先は隣市の高校です)
1年という短い間でしたが
奥能登の皆さんに本当に良くしていただき
ありがとうございました。
1年で異動するのは
ほぼ前例がないのですが。
震災の影響で、奥能登地区は
(長男だけではなく)
かなりのイレギュラー人事となっています。
赴任当初、水とエアコンが来るまでの約5か月間は
本人も精神的にかなりしんどい状況でした。
その後、ライフラインが整ってからは
本当に充実して過ごしていたように思います。
もともとコミュニケーションは闊達ですが、
単独行動も得意で運転も大好き。
再開したお店の皆さんたちとも仲良くなり、
色々なところに出かけ、
地元の食材で料理をして(ほぼ鍋料理)。
勿論、生徒さんたちとの交流も
本当に楽しかったようで。
そんなこんなで本人は珠洲をとても気に入って、
奥能登に残りたいと言っていたのです。
異動希望も出さなかったので、
内示が出た瞬間から号泣していました。
私と次男様も期せずして珠洲に行ったので、
荷物移動や清掃の合間に
長男の思い出の場所を訪れてきました。
夏に行った青の洞窟よりも南に位置する恋路海岸。
この日は曇天でしたが、
美しい砂浜&鳥居&弁天島が織りなす
神秘的な風景と、
恋路伝説が有名な観光名所です。
(震災により色々な崩落個所がありますが
ビーチまで入ることは可能です)
海のすぐそばを走りながら
遠く珠洲の先端まで見渡せる
内浦の海岸線ドライブは、
運転好きにはたまらないルートです。
恋路海岸の起点にある見附島は
崩落でかなり形が変わってしまいましたが
美しい佇まいのままに私達を見守ってくれています。
恋路海岸にある温泉は、
水が来てからも訪れて
リフレッシュしていたようです。
海岸の近くに建て直された宗玄酒造さんでは
震災で生き残ったお酒も販売されていました。
こちらは昔の珠洲駅。
珠洲までの電車は廃線になっていますが、
道の駅には昔のホームがそのまま残されています。
レトロな感じが人気です。
次男様、絵になる。
次男様も、同じもりもり寿司なのに
金沢と味が違うと感動。
ろばた焼き、あさ井。
こちらは同僚の皆さんとも友人とも、
1人でも通っていたお店です。
52年で最も美味しいタコのお刺身でした。
こんなの食べていたら
金沢の魚だと納得できないだろうな…
我が町内ご出身の奥様のお店、
古川商店(パン屋さん)。
パンがそんなに好きでなかった長男も
こちらのパンは毎日食べても飽きないと。
人気過ぎてパンは売り切れていましたが、
クッキーも美味しかったです。
お店の皆さんが別れを惜しんで下さって、
「また帰っておいで」と。
色々な経験を通して
もちろん本人も頑張ったと思いますが、
皆さんとの交流が糧となっての成長です。
本当にありがとうございました。
以前紹介したイタリアンや、
大好きなうどん屋さんは回り切れなかったので
また訪れたいと思います。
生徒さんからの沢山のお手紙や写真と共に
金沢に戻ってきた長男ですが、
いつか奥能登へ戻りたいと言いつつ
今は新しい高校で頑張っています。
本人は高校時代に
「勉強したいので部活はやりません!」と
帰宅部でしたが。
去年も今年も運動部を受け持って
(今年は2つ掛け持ち)、
生徒さんと一緒に走り回って
部活動を楽しんでいます。
部活、めっちゃ楽しいわ。
青春を回収してるわー( ̄ー ̄)
私もピアノじゃなくて運動したかったので
今バリバリ回収してるな・・・
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