今日は勉強の取り組み方についての授業をしました。

欠席した生徒もいたため、ここに記録として残します。

 

※過去のブログを漁れば出てきますが、それをよりシンプルにしたものをここに書きます。

 

 

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  勉強は シンプルに

 

 

 

まず インプットがあって

覚えるべきものは覚えて、理解があいまいなものがないか、わからないことがないかを判断していきます。

その判断に使用するのが問題集ですね。

でも勉強苦手な子や、やってもなかなか伸びない子は

 

 

①インプットをしないで問題を解き始める

②問題を解くだけで終わりにしている

 

このどちらか、またはその両方であることがほとんどです。間違えたら正しい答えを書くだけ・・・なんて、よくありますよね。でもこのやり方で成績上がる生徒というのは本当に数パーセントしかいないのではないでしょうか。

 

 

 

 

まずは切り分けをしよう

 

まず「わかる」「できる」「よくわかっていない」「わからない」「できない」の切り分けをしよう。

 

どうやってするのか?

 

ここはみんなやっていますよね。問題集を解いてみる。

 

 

 

20ページくらい解いてから丸付けとか、間違えたところに赤ペンで正しい答えを書くとか、そもそも答え合わせすらしないとかはダメよ

 

 

 

解いている段階で仕分けをしていきます。

 

①解説できる、根拠をもって回答し、正解した → できる

 

②解説はできないけれども50回やったら45回正解できる → わかる(仮)

 

③答えはこうじゃないかな、と書けるけれどもちょっと曖昧 → よくわかっていない

 

④間違えた → わからない(仮) or できない

 

⑤根拠をもって解答したのに不正解 → さらに切り分けが必要(その根拠がここでは適用できない(理解が誤っている)、根拠そのものが間違っている、模範解答が間違っている、式を写し間違えている、問題文の読み違い、計算ミス等)

 

ある程度の学力があれば問題集を解き、解説を読み、答えをうつすということをやっても学力を上げることは可能です。これはそれをやっただけでなく、やるべきことをやっているからとも言えます。

 

でも勉強のやり方がわからないと言っている子や、勉強そのものが苦手な子はそれをやっても学力は上がっていきません。その理由は単純に「仕分けをしていない」または「仕分けをしていてもそのあとのアクションを起こしていない」からです。

 

 

 

 

  できないをできるに変える/精度を上げるのが勉強

 

 

勉強するってなんじゃろ?というと、もうここにつきます。

 

できない理由が「知らない」なら「知る」。「見ながらなら解ける」状態であれば「覚える」。

 

覚えるためには「思い出す」という所作が必要だから、見ながら解くということはなるべくしない。

 

「理解できない」なら「解説を受けた上、自分の頭でも考える

 

やり方はわかっているけれど正解率が低いなら→正解率を上げるために訓練を。(できれば、どうしたら正解率を上げられるかの指導を受ける)

 

 

 

50問中45問正解する問題を、なぜ間違ってしまうかを考えずにまたひたすら50問解いたり、

英単語や漢字を何も考えず7~10回書いたり、なんていうのは勉強ではなく作業だし、

 

答え合わせをせずに問題を解きまくるのもそれは作業です。自分の答えが合ってるかどうかに興味がないということでもあるから。

 

苦手な分野こそマメに答え合わせをしよう。

 

 

勉強苦手なら、まずはやろう。量を確保しよう。まずはそこからです。