こんにちは。瀬谷松栄塾田中です。

 

今年は例年より募集のスタートが早く、おかげさまで3月中は割と頻繁にお問い合わせをいただきました。

 

 

塾に通うという行動に際して、皆様なんらかのご不安があるのは当たり前です。

 

 

・今までの塾を変えようと思っているが、変えてもいいものだろうか

・成績がどうしようもない状態だから塾に入れたいけど、どういう塾がいいのか見当もつかない

・今からでも間に合うのか

・この塾のやり方で本当に伸びるのか・・・?

・実は高いのではないか

・うちの子に合うか

・どれくらい辞める子がいるか

 

等・・・

 

当塾に限らず、どこか塾に通おうと思ったら不安は尽きないものです。通うのは保護者の方ではないですし余計にですね。

 

 

 

当塾に関して、もしこのようなご質問があったら・・・という想定でお答えさせていただきます。

 

 

 

 今までの塾を変えようと思っているが、変えてもいいものだろうか。

 

 

んーどうでしょう。

 

ヒアリングしていても、結構いろんなケースがあるのです。

 

もちろん、塾側からの意見は聞けていませんから、あくまでまた聞きになってしまいますが、

 

「まずはそもそもなぜ辞めたいのか?」から考えてみるのが良いと思います。

 

 

この場合の退塾(転塾)理由はだいたい3パターンになります。

 

①成績が上がらない

②高い(高くなった)

③信頼関係を失った

 

これ、①が理由だとおっしゃっていても、結局③であるケースの方が多いのではないかな、とお話していて思いますし、実際当塾でも退塾するのはほぼ③です。これはどこの塾においても、ほぼ全て塾側の怠慢によるものだと考えています。そしてそういう点では私も深く反省しなければならない部分はあります。

 

そもそも当塾の場合はほぼすべての生徒の成績が上がると言っていますが、成績というものは本来そう簡単に上がるものではありません。特に上位の子であればそれはそれで上がりにくいですし、維持するだけでも一苦労です。

 

そう、そういう仕組み上の問題はありますよね。中上位であった場合、「その塾に通っていたから下がらないですんだ」もしくは「微減で済んだ」なんてことは普通に起こり得ます。ですから「転塾して一気に成績が落ちた」なんてケースもそこそこあるでしょう。

 

この辺は信頼関係さえあればわりとそういうものだ、と理解していただけると思いますし、もしそういう不満があれば塾側へも相談しやすいですからね。塾側に相談できなくなる=信頼関係を失った、と言ってもよく、その場合であれば転塾はやむを得ないと考えています。

 

 

次に「高い」に関して。塾によっては通常塾費用の他の雑費が馬鹿にならなかったり、受験前に急激に高くなる、などはあるようですね。例えば無料でかき集めている塾などの場合は回収期間、つまり受験期になれば高くなるのはビジネスとして当たり前とは言えなくもありません。また個別指導塾はどうしても指導時間数が増えると塾代はそれに比例して高くなってしまいます。学年が上がるにつれ、または季節講習中などで「支払いきれない」となるケースも理解できます(某大手個別指導塾は中3夏期講習で30~40万円超の見積もりになることもあります)。

 

 

瀬谷松栄塾では

 

当塾の場合は、基本的に春冬の講習は任意(新中1、中3以外はほぼ取りません)、夏は通常授業より割安(通常の授業料と同額で授業時間が2割~5割増えるように調整)になります。なんなら去年の実例では3人くらいは300時間程度勉強して6万以下でした(無制限通い放題の生徒)。学習の遅れが目立っていたとはいえ、さすがにこれは割に合わな過ぎてやりすぎた、と後悔しました。

 

ご不満ご要望は・・・・なるべく受け止めたいと考えLINEで密にご連絡を取ったりしていましたが、一方で譲れない思いが強すぎて結局「言っても無駄」みたいになる側面はあったかな、と反省しております。

 

成績は定期テストの100点以上アップはザラです。

 

 

 

 成績がどうしようもない状態だけどどんな塾がいいのか・・・

 

 

集団塾を選ぶ場合は条件アリ

 

あ、その前に、「どうしようもない」という保護者の方の発言自体は中身を見るまでなんとも言えないのが事実です。実際に、ほぼ4と5、1教科だけ3で、その3を「どうしようもない」とおっしゃる方もいれば、オール3でも「ふつうの成績」とおっしゃる方がいるので蓋を開けてみないとわかりません。

 

昔はオール3は「ふつう」でしたからね。私も中1の最初の成績表は体育が2、あと全部3という成績でした。通知表受け取って真っ青になった記憶があります。今は絶対評価ですから、7割の生徒が3以上を取っているという現状の中ではオール3だとわりと厳しい、という現実があり、9科計の内申が21前後「高校に進学できるか赤信号」というラインなので、そのあたりをベースにお話をします。

 

このラインの生徒が集団塾に向かない理由は単純です。

 

①まず普段の授業が理解できていないか聞いていない

②提出物に不備がある

 

上記2点のうちいずれか、多くの場合はその両方ができていないからこその成績なのです。

 

①普段の授業が理解できていない生徒が塾の授業を受けても、なんとなく「分かりやすい」と思うことはあってもできるようになる可能性は低い

 

・某中学校のある先生のように、ほぼ自習で一切授業をしないというならともかく、学校の授業を聞いても理解できないのなら、アプローチが違ったとしても塾の解説でわかるようになる可能性は低い

 

・先取りで授業をしてもらい、学校の授業で演習になるならまだ可・・・?

 

でも実際に一番問題なのは

 

・学校の授業でついていけない場合は、そこがわからないのではなくもっと前で躓いている

 

ということ。

 

 

そういった個別のフォローまでしてもらえるならば集団塾でもよいでしょう。

 

 

次に

②提出物に不備がある

 

これは生徒側の「やった」と教員側の「やった」の認識ギャップが大きいケースをよく見ます。

 

生徒「提出物はやってます」

教員「提出物はちゃんとやりなさい」

 

教員側の提出物をちゃんと、は

 

 

・期限内に

・漏れなく

・完成された状態で

 

提出されること。まずこれがスタートラインですが、この3つのうち、1つどころか余裕で全部欠けていても

「提出物はちゃんとやっています」

という生徒が多いこと多いこと

 

 

これに大量の塾の宿題が加わると、なおやりませんから、学力が上がっても成績が下がることさえあります。

 

宿題が多すぎないか、学校のワークを使って授業してくれる塾があればなおよいでしょう。

 

 

 

瀬谷松栄塾では

 

・躓いているところから始めます。

・テスト前は割と長めに拘束します。

・学校の提出物の管理をします。

 

 

(※ただし「提出物の存在自体を知らない」とどうしようもないので、同じ学校で同じ学年の生徒がいない生徒は自己申告は必須です。また、やったが提出しない、という謎の行動はお手上げです・・・(割とあります))

 

 

 

 今からでも間に合うのか、そのやり方で伸びるのか

 

 

 

やってみなければわからないけれど、動いてみなければ始まらない

 

伸び方は生徒により千差万別です。

 

ぶっちゃけ、「間に合います!」と言う言葉はとても保護者側としては勇気づけられます。しかし一方で、それがマニュアル化しているような塾もあります。

 

間に合わなくてもやるしかないのです。

 

前述のように、「躓いているところから始める」というと不安に思われる保護者の方は少なくありません。

 

例えば今中2なのに、小4内容から始めていて学校の授業がわからなくならないのか、等

 

逆にこうお伝えします。

 

「小4の内容がわかっていないのに中2の授業してもしょうがない」

 

と。

 

中2の教材を使って小4内容までフォローして指導する先生もいらっしゃいます。

それがダメとはいいません。私はしないだけです。

 

計算ができていないだけなのか、中2の学習内容がわかっていないのかの切り分けを本人ができないからです。

(先生側は当然できるとは思いますが)

 

 

もし計算ができていないだけなら、小4内容、小5内容、と進んでいくうちに学校の授業もわかるようになっていくでしょう。

 

私はそれを信じて指導をしていくのみです。

 

 

 

逆にそこを信じていただけないと(疑いながらやっていると)、処理が雑になり「わかっているのに間違えた」という言い訳が発せられ、行動が改善しなくなる傾向もありますから、そこは信じていただきたいな、と

 

 

瀬谷松栄塾では

・やるべきことをまずやります

・どこまで伸びるかはやってみなければわからないが、諦めもしない(本人が頑張る限り)

 

 

最初に書いた不安の全部はここには書ききれませんが、少しでも解消していただければ幸いです。

 

 

瀬谷松栄塾まとめ
 

・保護者の方とはマメにLINE他にてご連絡をいたします。(希望しない方にはいたしません)

・集団授業はたまにやるだけ。基本的には生徒の状況を見ながら。

・躓いているところから始めます。

・テスト前は割と長めに拘束します。

・提出物や学校小テストの管理をします。

・やるべきことをまずやります

・どこまで伸びるかはやってみなければわかりませんが、諦めもしません(本人が頑張る限り)

→結果、成績が上がります

・費用は割安。

・給食アリ

・希望者には個別指導