自分が変わるには。その5-100%
またまた昨日のつづき。
今日は「ユウジさん、何で最近思い返して書いてるんですか?」と言われた。
「違う!これは過去を振り返ってるんじゃない!未来を見据えているんだぁ!!」
さて、僕の場合、自分がやりたかったことはうまく行かず、人が勧めてくれたことは、客観的な評価がある中で勧めてくれたことで比較的うまく行っている。と書いた。
では自分がやりたいことはやらず、人が「お前なら出来る」と勧めることだけを待っていればいいのか?
こんな話がある。
俳優になりたかった僕がロサンゼルス在住中、僕はヤブ・レストランという日本食レストランで働いていた。
同じ演技学校に通うナオキは別の日本食レストランで働いていた。
そのレストランとは世界に名立たるMATSUHISA マツヒサである。
オーナーシェフはノブ・マツヒサ。
そう、このLAのマツヒサを皮切りに、NYにデニーロと共同出資でNOBUを開き、その後パリにもNOBUを出店。
日本では西麻布にあるあのNOBUのオーナーである!
そこでナオキは週5日働いていた。
そのときナオキから聞いたことがある。
これはナオキがノブさん本人から言われた大切な言葉だ。
ナオキは僕と同じように俳優をやりたくてロスに渡った。
俳優がやりたいことであって、レストランでウエイターをすることは生活をするためであってやりたいこととは違う。
出来ればやりたくないことだ。
しかしノブさんはこう言った。
「やりたくないことでも100%の力でやれ。
やりたくないことを100%でやれるやつは、
やりたいことをするときには120%の力を出せるようになる。」
この言葉を僕は直接聞いたわけではない。
しかし、同じ環境のナオキが言われたことは、僕の心にも強く響いた。
だからこそ15年経った今でも覚えている。
噂によるとノブさんは初の出店で失敗し、3000万円の借金をしたという。
しかし今では世界中のセレブが知っている日本食の名店のオーナーだ。
そこまで頑張ってのし上がった人の言葉には重みがあった。
ここで疑問に思われるかもしれない。
元々やりたいことは100%以上頑張ってたんじゃないの??と。
そうです。自分なりには100%以上頑張っていました。
上のノブさんの言葉の裏側で、やりたいことを全力で120%頑張ることができるなら、
やりたくないこと、と言うと言い過ぎだが、
人から「お前はやったほうがいいよ」「一緒にやろうよ」と言われた最初は本意でなかったことに対しても
100%以上の力が発揮できるようになるはずだ。
言い換えれば、成功するかどうかわからないただの若者の挑戦!というものに無謀に立ち向かい、
結果は失敗であっても、
その過程で全力で100%以上で頑張ってきた人間は、
その後、最初は自分の意志にはなかった「人からの(評価つきの)勧め」にも
それまでの向かい風に立ち向かったパワーが発揮される。
だから無謀でもやりたいことはやってみること。
全力で向かっていけば、人が「お前はやったほうがいいよ。」と言うことにもそのエネルギーは向かっていく。
自分がやりたいことにも全力で取り組めなければ、当然、「勧め」も生きてこない。
だから待っているだけではダメなんです。
結局は自分からやらなければ!
そうした中で、ふと「勧め」がやってくる。
ちなみに僕は「勧め」が10年に1度しかやって来ていない。
そういうものだと思う。
長い年月の中でたまにやってくるものだろう。
だから、人の「勧め」があった場合には、うっかり聞き流さないように、反射的に拒否しないように、注意深くネットを張っていきたいと思う。
それはいつやってくるか分からないから。
これからの人生に必要なものが、ようやく分かってきた気がする。
・・・・・・・THE END・・・・・・・・・・
今日は「ユウジさん、何で最近思い返して書いてるんですか?」と言われた。
「違う!これは過去を振り返ってるんじゃない!未来を見据えているんだぁ!!」
さて、僕の場合、自分がやりたかったことはうまく行かず、人が勧めてくれたことは、客観的な評価がある中で勧めてくれたことで比較的うまく行っている。と書いた。
では自分がやりたいことはやらず、人が「お前なら出来る」と勧めることだけを待っていればいいのか?
こんな話がある。
俳優になりたかった僕がロサンゼルス在住中、僕はヤブ・レストランという日本食レストランで働いていた。
同じ演技学校に通うナオキは別の日本食レストランで働いていた。
そのレストランとは世界に名立たるMATSUHISA マツヒサである。
オーナーシェフはノブ・マツヒサ。
そう、このLAのマツヒサを皮切りに、NYにデニーロと共同出資でNOBUを開き、その後パリにもNOBUを出店。
日本では西麻布にあるあのNOBUのオーナーである!
そこでナオキは週5日働いていた。
そのときナオキから聞いたことがある。
これはナオキがノブさん本人から言われた大切な言葉だ。
ナオキは僕と同じように俳優をやりたくてロスに渡った。
俳優がやりたいことであって、レストランでウエイターをすることは生活をするためであってやりたいこととは違う。
出来ればやりたくないことだ。
しかしノブさんはこう言った。
「やりたくないことでも100%の力でやれ。
やりたくないことを100%でやれるやつは、
やりたいことをするときには120%の力を出せるようになる。」
この言葉を僕は直接聞いたわけではない。
しかし、同じ環境のナオキが言われたことは、僕の心にも強く響いた。
だからこそ15年経った今でも覚えている。
噂によるとノブさんは初の出店で失敗し、3000万円の借金をしたという。
しかし今では世界中のセレブが知っている日本食の名店のオーナーだ。
そこまで頑張ってのし上がった人の言葉には重みがあった。
ここで疑問に思われるかもしれない。
元々やりたいことは100%以上頑張ってたんじゃないの??と。
そうです。自分なりには100%以上頑張っていました。
上のノブさんの言葉の裏側で、やりたいことを全力で120%頑張ることができるなら、
やりたくないこと、と言うと言い過ぎだが、
人から「お前はやったほうがいいよ」「一緒にやろうよ」と言われた最初は本意でなかったことに対しても
100%以上の力が発揮できるようになるはずだ。
言い換えれば、成功するかどうかわからないただの若者の挑戦!というものに無謀に立ち向かい、
結果は失敗であっても、
その過程で全力で100%以上で頑張ってきた人間は、
その後、最初は自分の意志にはなかった「人からの(評価つきの)勧め」にも
それまでの向かい風に立ち向かったパワーが発揮される。
だから無謀でもやりたいことはやってみること。
全力で向かっていけば、人が「お前はやったほうがいいよ。」と言うことにもそのエネルギーは向かっていく。
自分がやりたいことにも全力で取り組めなければ、当然、「勧め」も生きてこない。
だから待っているだけではダメなんです。
結局は自分からやらなければ!
そうした中で、ふと「勧め」がやってくる。
ちなみに僕は「勧め」が10年に1度しかやって来ていない。
そういうものだと思う。
長い年月の中でたまにやってくるものだろう。
だから、人の「勧め」があった場合には、うっかり聞き流さないように、反射的に拒否しないように、注意深くネットを張っていきたいと思う。
それはいつやってくるか分からないから。
これからの人生に必要なものが、ようやく分かってきた気がする。
・・・・・・・THE END・・・・・・・・・・