この下品な男 山口敬之

なんと結婚していて妻も子供もいるという。

そのうえで

私は法に触れることは一切しておりません

性行為は合意の上だった。

などと会見してる。

あぁ~みっともな。

よくもまあ、ぬけぬけとこんなこと言えるわな この悪党。

 

妻子側からみれば合意があろうがなかろうが不貞行為でしょうに。

不貞行為は刑事罰がないってだけの話で、違法でないわけではない。

不法行為だからこそ

民事で不法行為に対する損害賠償責任追求が認めてられてるんだし。

 

たとえはあまりよくないが

駐車場で他の車にぶつけて壊した。

犯罪ではないが、不法行為に該当するから

修理代金を弁償しなければならない。

これは自己破産しても過失にもとづく不法行為とされ

非免責債権とされ、損害賠償責任は免れないことが多い。

 

不法行為なんです。 不 法 行 為 。

 

今回、刑事事件では不起訴、民事では不法行為の事実認定された。

ではなぜ刑事事件の判断と民事事件の判決と異なるのか?

これは両者の構造上のちがいから生ずるのだ。

刑事事件は有罪かどうかを判断するため証明のハードルが高い。

一方で民事事件は金銭賠償をさせるものなので、

刑事事件ほどの高度な証明はいらないとされる。

しかし民事であっても事実認定されたことにはまちがいない。

 

今回の判決をきいて証拠に合理性があり信憑性があるので

刑事事件でも十分公判を維持できたんじゃないかと思う。

なぜ嫌疑不十分で不起訴なのかわからない。

 

この男、山口は安倍総理に直接電話できるほどの関係だと聞いている。

これに対して

「権力の介入があったという主張をするなら単なる印象操作ではなく

具体的に指摘して頂かないとコメントにしようがありません」なんてぬかしてる。

 

はあ?

そんなもんを指摘できるなら苦労はない。

こういうコメントをいけしゃあしゃあと言うあたりがもう、

手練れの悪党だよね。

 

伊藤さんはアメリカで仕事を探していて、山口に相談をしていた。

すでに仕事が内定していて、もし合意で性行為に及んでいたのなら、せっかく得た仕事をわざわざ

ひっくり返すようなことをするだろうか?将来の上司となるはずの山口を貶めるような

ことをする理由があるだろうか?どうみてもそれは不自然だろう。

 

酩酊した状態の女性をなぜ自分が泊まってるホテルに連れていったのか?

普通は自宅に送るか、病院に送るだろう。

 

 

そもそも逮捕状が発行されたのに執行さなかったなんて異常なことで

逮捕状とは、身柄拘束が必要として捜査員が請求し、検事が同意し

裁判所が許可をして逮捕状をだすものだ。

それがなぜ逮捕直前で執行されなかったのか。

おかしいではないか。

たとえば請求から逮捕までの間に対象者が人違いだったことが判明したとか

そういった合理的な理由があったのならわかるが、

なぜ一方的に止めたのか。

今でも

その理由は明らかにされていない。

こんなことがまかり通るなら

これでは法治国家として捜査の公平性、公正さが害されるではないか。

 

今後は伊藤さんの主張が民事で真実であると認められた以上、

不起訴となった刑事事件を

再捜査させる「再起」という手続きがあるので

ぜひともそうしてもらいたい。

(被害者本人が申し立てることも可能)

 

刑事事件で出てこなかった証拠が民事事件によって新たに出てきたのだから

当然捜査すべきだと思う。

 

ちょっと気になる会見での発言─────

山口敬之は

「本当の性犯罪の被害者は会見で笑ったり上をみたりはしない」という。

それで自分の身は潔白であるみたいなことを言い訳してたけど、

じゃあ、性犯罪の被害者は下を向いて生きることが被害者の姿だってことなのかね?

 

性犯罪被害を受けた女性が顔も名前も明らかにして法廷に立つってのは相当な勇気がいるんだからね。

それを、本当の被害者は笑顔を浮かべない、なんて会見で言うような悪党は

徹底的に真相を追求し裁きを受けさせるべきだ。

 

おそらく今後の主戦場は民事の上訴審だろうけど

刑事事件で異常な手法で不起訴になったのだから

もしかしたら民事でも目に見えない上からの圧力、忖度で判決がひっくり返るかもね。

 

公正な裁判を望む。