4月に入りました。
モテモテ魔王を始めて3か月がたちました。
ネトゲは初めてではありませんが、課金までして真剣にやったのはこれが初めてです。
将棋や囲碁が好きなのですが、それに比べてこのネトゲは課金要素が入って来たり、ランダムの数値が入ってきたり、極めつけは人や入ったサーバーによって運命が変わったりする、ゲームでありながら、不平等かつ運命がある世界で、結構リアルの世界に近いゲームだと思いました。
入った会社によって、その時の上司や同僚によって、人生の運命ややり方が左右されるように、ゲームの中には大きなルールが当然ありますが、それを使ってどう戦っていくのか、どのレベルで満足するのか、据え置きゲームなら努力すれば皆クリアできたりするけど、これは上には上が居る世界でどっかで自分のレベルに満足しないといけないのも何か、リアルな感じがします。
弱者必勝戦略！
私がリアルの世界でも大好きな言葉の一つです！
通称ランチェスター戦略と言うのをここで考えねばならなくなると思いもしませんでした。
ランチェスターの法則
失敗しましたが、タイランドで自分の貿易会社を立ち上げた時、ベトナムの現地社長で潰れかけの子会社を赤字から黒字にした時、いや、今もなお落ちぶれた人生から脱皮するために、かかせない「弱者必勝」の考え方！モテモテ魔王弱者必勝戦略とでも言うものを作りたいぐらいです。
簡単に言うなら、強い奴らに正面から戦っても勝てないですよね。
これは当たり前すぎます。
特にネトゲとかテレビゲームとかはCPUを使った計算ゲームですから、なおさら重課金者が作ってくる高い数値に低課金者が対抗すると思うと頭を使わないといけません。正面衝突なんてもってのほかです。愚の骨頂でしょう。
ですので、弱者が考えないといけないことは強者の弱いところをついて、そこに総攻撃をかけることになってきます。
（これがランチェスター戦略）
さて、このゲームを始めた時はもっと和気あいあいと皆であの女の子がかわいい、子の女の子好き！とか言いあいながらキャラクターを集めていくゲームと思いました。しかし、実際は強者にボコボコにされるはめになりました。
マイナーなゲームのマイナーな世界で行われてるギルド対抗ですが、3人の強者が率いる、連合軍にどうやって勝つのか？非常に悩ましい日々が続いたのであります。
もちろん、私は今こそランチェスター戦略をかます時！
と思って、結構楽しんでいました。
囲碁将棋が好きなので、あの手この手を考えるのはとても楽しい人間なのです。
まず、最初に思い付いたのが、人集めでした。
強豪、摩天楼（ギルド名）はどうも一人のリーダーが公募で人を集める形のようでした。
私はシステムを最大限に利用し、個人チャットで一人一人挨拶して回るのローラー作戦を開始しました。
とにかく、上位者3人＋＋に対抗するために、中位者を徹底して集めようと思いました。
そして、この作戦がジワジワ摩天楼にダメージを与えていきます。
まさに、「唸れランチェスター戦略モテモテ魔王バージョン！」です。
やってる内に気づいたことがありました。
彼らは上位者が強いので、ある程度上位者で固まって、あとは適当に人数合わせをしている。
すなわち、入れてほしい人は誰でも入れていることが分かりました。
そのことにより、中位者をこっちに入れてしまうと、摩天楼自体がこちらのギルド（エデンの園）で摩天楼の上位者と下位者を分離できると睨んだんです。
私はこの作戦を「摩天楼分離作戦」と命名して、必死に実行してきました。
そして、この分離によって何が起こるか！
そうなんです。
我々中級者が摩天楼の下位者を叩くことができるのです！
今までやられっぱなしだったのが反撃できるんです！
敵の弱いところを作り、その部分を叩く！
どうです！まさにランチェスターの言うところの弱者必勝戦略が成り立つではないですか！
ギルド戦では下位者を叩いても摩天楼のポイントを減らすことができます！
これは何と素晴らしい作戦なんだ！
と自画自賛したくなる作戦で、実際かなりの好成績を上げたと思います
猛威を振るっていた摩天楼も初期のメンバーはほとんどいない状態になりました。
あと少し、もう少しで完全勝利を収めることができます！
頑張ります！