こんばんは
onewash(ワンウォッシュ)
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
先日は、韓国旅記録その①~⑤まで長い備忘録を書きましたが、
皆さま、お付き合いいただきありがとうございました。
生徒さんから、韓国ブログ楽しみに読ませてもらってます!~とお声かけいただいて、
恐縮です。ありがとうございます
それと、こちらの
ワークショップにつきまして、早々と満席になりました。御礼申し上げます
予定がまだ確定していなくて、迷っているうちに満席になってしまった、残念です。
そんなお声もいただきました。
①の縦模様モコモコファーのみ、今のところ若干まだ在庫がありますので、
生地のみご購入可能です。レッスンは別途になります。
ご要望の際にはお申し付けください。
さてさて、
溜まっておりましたレッスンレポートをお伝えいたします。
イギリスのリントン社のファンシーツィードに着手されておられる生徒さん、
「slate grey pale grey cream and lilac pompon」というとっても素敵なツィードで、
ノーカラージャケットを完成されたのでご報告させてください。
前回のレポートはこちら
柄合わせの裁断と、それに加え、縫製も柄をぴったり合わせることに気を付けて、
表身頃が出来ておられました。
次に裏地に取り掛かっていきましたが、
裏地にご用意したグレーカラーのキュプラ、
シワを取ろうとして、アイロンのスチームの型が付いてしまったみたい。
そうなんです(>_<)
キュプラは高級繊維素材、水に弱いため、ほとんどのキュプラは水洗いはNGです。
水洗いだけではなく、スチームアイロンをあてると縮んでしまうので要注意です。
そのため、生徒さん、せっかくのリントンツィードジャケットになるのだからと、
裏地を裁断し直しされました。
グレーから深めのパープルに変更、
さらに、表からもアイロンでしっかり、
キセを確認。
そして、生徒さんがお気に入りのデザイン、
袖口に付いたスリットあき。
こんなのカワイイですよね~♡
スリットあきだけでもいいけれど、折り返せるのがまたカワイイ。
ツィードでスリットあきを裏地付きで作る際に、
穴が開かないように縫うのがちょっと難しかったですね。
お袖もできて、裏身頃との接ぎ合わせも完成。
ちなみに、続き前見返しにしています。
(前端はワです)
中綴じはどことどこが合うのかがきちんと分かっていないと、
自分で次に作ることが分からないままで終わってしまうので、
きちんと説明をしています。
それに、ズレると引き攣れを起こしてしまいますので、
しっかり合わせていきます。
中綴じをし、裾の始末を終え、千鳥掛けまで、
丁寧に仕上げができて、とうとう完成です
も~ぉ、横段の柄合わせがまたきれい!
何度見ても袖まで、肩線もしっかり柄合わせができていてすばらしい
前見返しの胸辺りに、リントン社のタグまで
(これはリントンツィードの購入の際に、プレゼントで付いていたもの)
ヨコからみても美しい。
後ろから見ても美しい。
袖口のスリットあきもカッコいいですね。
裏地のキセと千鳥掛けも丁寧にしっかり出来ています。
ほぉ~何度見てもほれぼれする~
うっとりしてしまうほどです。
リントンのファンシーツィードは、やっぱり手触りが全然違いますし、しなやかで本当に美しい。
一本一本のヤーンや、ラメ糸の色使いや繊細さが織りなす美しさは引けを取りません。
それらを、全面に上手に引き出すことができました!
縫製も負けていませんよ。
裏側を見ても本当に丁寧に仕上げていただきました。
フォーマルにも、カジュアルにも着こなすことができるノーカラージャケット。
生徒さんは普段使いにも合わせたいとおっしゃっておられたので、
ぜひ、パンツスタイルなどに合わせてコーディネートしてみても良いですよね。
本当に素晴らしいです!
最近の生徒さんは、レベルの高いものに挑戦されておられるので、
メキメキと上達度合が凄くて私も驚いているのですが、
そんな方ばかりではないので、皆さん安心してくださいね。
自分のペースでよいので、どんなものでも丁寧にきれいに仕上げることが大切です。
自己流ではなく、ハンドメイドでもなく、既製品の仕上がりに近づける縫製、
それを目指していきましょう。
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました。
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