無事に卒園式を終え、昨日が最後の登園となりました!(春休みの預り保育にて)

園長先生や担任の先生へ感謝の気持ちを伝え、チコと元気にさようならをして来ましたニコニコ

幼稚園に入園して3年半、いつも笑顔で楽しい園生活をエンジョイしていました音符

そして、発症してからはよりお友達に優しくなりました。

彼女なりに病気と向き合って、思うことも多々あったのだと思います。


さて先日、チコと妹が習っているモダンダンスの発表会がありましたハート
二人とも初めての発表会でした。

開演は夕方からでしたが、朝から会場入りしてメイクしたり舞台でリハーサルしたり、それ以外はずっと楽屋で待機と長い時間をレッスン生の子供達と過ごしましたあせる

お昼ご飯も本番前の軽食も楽屋で取ることとなり、身動きとれないくらい人がいる中で注射をどうしようか困りました…。

でも、チコが『ここで打っていいよ』と言ってくれ、みんなの前でお腹を出したのでした。

今までだったら、こんな状況だったら絶対にトイレに行って打ちたいと言うはずなのに。

周りの子供達も『何するの?』と数人寄ってくる。
『私は食事の前に注射をしないといけない病気なの』と淡々と説明するチコ。
お友達も空気を読んでそれ以上は何も聞かない。

私もとりあえず近くのお母さま方には、簡単に説明をする。
いきなりなので誰も掘り下げては聞いてこない。

ただ、指パッチンだけは頑なに拒否された。
リブレを前日の夜に交換したばかりだったので数値がまだ安定してなかったから、SMBGしたかったけれど本人の意思を尊重してあきらめました。

血を出したりするところを見られるのは、やっぱりまだ抵抗があるよね。



楽屋で待機してる間、お友達同士でのお菓子の交換会が絶えずあって、ずっとお菓子を食べているという、発症してから初めてのシチュエーションに私だけが動揺しまくる滝汗

もう、どうしたらいいのかわからないし、リブレは大きく高めに出るし。

追加で打つも“おやつパーティー”には太刀打ちできず、敗北したまま本番へ送り出すこととなりましたえーん

チコが『舞台でクラクラした』と言っていたけど、きっとそれは高血糖でだよ、と舞台が終わって振り替える私とチコ。

集中力にも関係するそうなので、ベストな血糖値で送り出したかったえーん

来年の課題と致します。

ともあれ、チコがみんなの前で注射をする事ができたということは大きな進歩ですキラキラ

いつか日常になる日が本当にくるのだろうか?
発症時はそれはずっとずっと先の事だと思っていました。

この先も気持ちの揺らぎはあるでしょうが、今こうして1型の生活が少し日常になってくれて嬉しく思います。


「打った針の数だけ強くなれる」

あるブロガーさんの記事でお見かけして、スゴく心に響いた言葉ですおねがい

チコは注射針の内側の小さいキャップを大事に集めています(笑)

『いま何個あるかなぁ?』とジャラジャラ楽器のように鳴らしています。

強くて優しい子になりますようにハート