何が過ぎ去った | Kamakura delay

何が過ぎ去った

昨日は沢山の人と会って少し疲れた。

根はヒッキーだから。


お昼過ぎに、西荻窪の「がざびぃ」という場所に妄人文明の公演を見に行った。

ジプタのサトウヒロユキ(彼も所属している。)繋がりで見にいったのだが、想像以上に面白かった。

善戝和也氏の声は凄かった。今まで自分が大声だと思っていたものはただ騒いでるだけだと痛感。

いいものをみた。

客席移動のガヤから、クラッシュと同時に全員決めのポーズみたいな展開はカッコよかった。

あと、その日に出演していた川上暁子氏のダンスもとても記憶に残った。

ダンスに関しては全く知識もないが、人間の形ってこんなんだっけ?とか思ったり

体の動きだけで、空間を形成して行く様がとてもエキサイティングだった。

初体験。


その足で、新宿御苑に行き高校時代からの友人の個展の記念パーティに少しだけ顔を出す。

苦労していた頃を少しだけ知っているので

よかったなーってのと、すげえなーってのと、先を越されたって悔しさとかいろいろ感慨深く

ビールをいただく。ごちそうさまです。

会場では民族楽器主体のジャム系インストバンドの小さなライブがあり、気持ちの良い演奏でした。

ベロベロに酔っ払ってキャンプ場でウロウロしてたあの頃が懐かしい。


そして、そのまま松戸へ。

特に何するわけでもないがダラダラと過ごす。イカ飯がうまかった。


同年代の活躍に、羨望や嫉妬、葛藤や焦燥、余裕や疑問、すごくたくさんの感情が生まれる。

俺は、何が出来るのだろう。

俺は、何をしてきたのだろう。

とても気が小さく、周りの目をすごく気にする人間なので、いつもなにかしら不安と戦っている。

ただ、不思議と迷いは無い。それがきっと20過ぎて数年の間で退くが成長できた部分だろう。

年をとって感覚が鈍くなっただけかもしれない。どうだっていいや。


この24歳という一年間を自分の才能を世の中に証明する為の時間にしよう。

残念ながら過去2年分の作品は、完全にこの世から消えた。

それはとてもでかい喪失だけれども、また作ればいいだけだ。


セブンピリオドは今までは畠山の才能と努力の上で遊んでいただけだから。

俺も吉岡も普川も、存在を証明しなくちゃ。

生きている意味を見失う前に。