私が自分で自分を守れるとしたら | 今日も今日とて生きております

「私は何も信じていない」


 https://ameblo.jp/sevenblessing/entry-12453540044.html

 

この自分の一部分を

自分の内に

認めた時から

 

 

「信じれられなくてもいい」

 

「信じられない時があってもいい」

 

 

そう言って

日々を過ごしていたら

 

 

いつの間にか

 

頑なに俯いて

「私は誰も

何も信じていない!!」

 

 

そう言う自分が

存在感を増していた

 

その存在に

覆われてしまうと

 

そこは完全な

孤独の世界

 

 

誰にも困っていると言えなくなる

 

誰にも助けを求められなくなる

 

 

こんなにも

たくさんの人に出逢ってきて

 

人の優しさに

愛に

出逢ってきて

 

 

それでも尚

頑なに

 

私は必死で

閉じようとしていた

 

 

それはとても悲しいこと

 

 

悲しくて

苦しくて


数日間

涙がポロポロしていた

 

 

「人は私を傷つけてくるよ」

「傷つけられるよ」

 

その存在は言う

 



 

小学生になった頃から

 

気が付くと

私の世界は

安全ではなかった

 

クラスの男の子に

 

「今日公園に来なかったら

明日この針で刺すぞ」

 

そう言われたことから始まり

 

 

クラスの女の子全員で

鬼ごっこみたいなことをして

遊んでいた時に

 

突然、

リーダー格の子を中心に

ヒソヒソ話が始まって

 

「ななえちゃん、やめて」

 

そう言われた

 

 

今思い返しても

ひどく傷ついたと思う

 

 

それからも

いつも仲良くしている友達と

 

突然無視される

 

自分も無視する

 

 

そんなことが

 

しょっちゅう起きていた

 

 

斬るか斬られるか

 

自分が傷つけられるか

自分が相手を傷つけるか

二択の世界があった

 

 

傷ついていたばかりではなくて

私もたくさん友達を傷つけた

 

 

”みんなで仲良く”

がうまくできない子だった

 

小学校、中学校、高校

成長とともに

頻度は減っても

ずっとその世界はあった

 

大学生になって

人間関係にほとんど

シャッターを下ろした

 



 

でも今は

嫌なことされたら

 

「やめてほしい」

 

そう言えば済むとわかっている

 

 

「傷つけられる」

 

受け身になって

被害者になろうとするけど

 

 

一言

「やめてほしい」

 

そう相手に伝えれば

 

やめてくれる可能性は高いし

それでもやめてくれないなら

自分が去ることもできる

 

 

一瞬で

被害者ではなくなる

 

 

それでも

被害者で居たかったのだ

 

私はかわいそうな自分で

居たかったのだ

 

 

私のことを認めてほしい

私のことを優先してほしい

私のことを正しいと言ってほしい

 

 

愛してほしい

 

小さかった私の

心の叫びが

そこにあった

 

 

その叫びを

正当に主張できる

ポジション

 

被害者><

 

 

あぁ!なんとも

恥ずかしい><




 

「傷つけられる」

 

そう言って

人を信じない

人を怖れて

 

頑なに閉じようとする

自分を

 

分かってはいても

どうしていいのか

わからなかった

 

 

やっとその奥の

声を聞き取れて

 

ああ

わかったよ

 

気付いてあげられなくて

ごめんね

 

あなたの存在を認めるよ

あなたを優先するよ

 

うん、そうだね

怖かったよね

傷ついたんだよね

 

よしよし

 

大丈夫だよ

私がいるよ

 

愛しているよ

 

私のこと

守ろうとしてくれていたんだね

ありがとう

 

これからは

私があなたを守ります

 

 

そう言って

抱きしめてあげられたような

気がしています

 

 

 

そして今は

 

まだ慣れないけど

 

 

私が自分で自分を守れるとしたら

 

私が人を信頼しているとしたら

 

 

そんな場所に立って

少しずつ

新しい世界を見始めた

自分を感じています

 

 

いざいざ〜!