【申し開き無用】止まってるクルマに突っ込んだらそうなります。 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

あ、これは私のことではありませんよ。私の唯一の親族と言ってもいいバカなオヤジのことです。

 

さすがにこんなことを書く気力すらなかったので、ちょっと時間が経ってしまったんですね。8月3日なんですが、自転車で帰宅途中になぜか救急車から電話がありました。何でも父親が事故を起こし、救急搬送で太田の病院に向かっているとのこと。面倒なことになったというのが第一印象でしたが、自宅に到着直前に偶然出くわした事故処理の警官に衝撃の事実を知らされたのでした。

 

右折待ちの停まっているクルマに後ろから追突した

 

しばらく開いた口が塞がりませんでした。事故の内容としてはこれ以上いない最悪なものです。お互い動いているのであれば過失相殺の割合も変動的になるのですが、相手は停車中なんですからね。仮に弁護士を挟んで話し合いをしたところで、そんなことは無駄になってしまうほど明らかな過失を背負っているということになります。つまり

 

こちら側だけが悪い

 

ということです。父親ですが、只今絶賛入院中ですが、どうもそのことを認識できていないようです。物心ついたころから大バカ者とは思っておりましたが、80近くになってもなおバカは直っていないようです。

 

やれ飼っているナマズに餌をやれだ、やれお寺にお願いしているものを取りに行けだの、初耳のことばかりをまくしたてます。そう言えば玄関に小さいいけすがあるのですが、私はてっきり金魚を飼っているものだとばかり思っておりました。まさかナマズとは。ついでに捌いて食ってしまおうかとさえ思いました。

 

おまけに、バツが悪いのか途中から私に直接連絡を取らなくなりました。反論されるのが嫌なんでしょうね。周りの親切な方々に甘やかされることになれてしまっているので、現実を直視できないポンコツ老人以外の何物でもない状態ということです。きちんと現実と対面してしっかり行動を起こさなければいけないのに。実の父ですがあまりにも情けない。高度成長期の豊かさに甘やかされ、配偶者や家族に甘やかされ、そして職場や知り合いの方々にまで甘やまされ、一挙手一投足が他人に迷惑をかけているにも拘らずそれを体感することなくジジイになり果てた。きついことを言ってしまいますが、事故のついでに死んでしまえばよかったのではないかとさえ思います。何とかは死ななきゃ治らないとも言いますし。

 

まあ気の休まらない週末を迎えることになりそうです。溜息しか出ませんね。