もうそろそろ忘れてしまっているけども、覚えている限りの私の陣痛備忘録。
病院について、入院後陣痛室に入れていただき、病院で陣痛に苦しむことになります。
ここで、陣痛は7~8分前後を行ったり来たりしていました。
陣痛の痛みは質が違う。
とはよく言ったもので、生理痛のさらにさらに激しい感じ。
とにかく痛い。もういいやんと思うくらい痛い。
無痛分娩で産みたいという人の気持ちはとってもわかる。
腰が砕ける…腰が割れるとのたうち回る私に、おろおろと腰をひたすらさすってくれる旦那さん。
途中でもう帝王切開で産みたかった…とぼやきつつ陣痛に耐えていました。
鼻からスイカを出すという痛みとは思えなかったけど(男性に伝えるならばそれでいいかと…)
痛みが酷くて、朝食を食べることができましたが、昼、夜とも食べることを放棄。
看護師さんや家族から食事はしなければいけないといわれても痛くて食べることを拒否。
(↑食い意地の張ってる私が食べることを放棄した時点でよっぽど痛いと旦那が悟る)
ポカリ…という私に、3本くらい買ってきてくれて水っ腹にしろと買ってくる実母。
ゼリー飲料も買ってきてくれたのですが、吸い込む力で腰が痛い。
子宮口の全開になったのが、午前3時に入院してから午後10時頃。
そう…20時間ほど痛みに耐え続けましたよ、陣痛室で。
子宮口が開かないからと、シャワーも浴びさせられましたよ。
ま~、痛い。浴び終わって下着を付けるだけでも地獄。
なぜ私はこんなことをしているのだ?本当に効果はあるの??と朦朧としながらも頑張りましたよ。
子宮口が全開になり、ようやく分娩室へ。
分娩室に入ってからは完全に痛みもMAXで記憶はあいまい。
強烈な便意のような感覚もありつつ、何かを体からひねり出してしまいたいとの意識にとらわれること約2時間。
いきんでは、うとうとして、またいきんではうとうとするという繰り返し。
助産師さんのようやく頭が見えてきたよ!という一言で、私に残された最後の力を絞り出すだけ絞り出していきめるものなのだな、と。
麻酔をちょっとするよ~とお医者さんに声を掛けられ、チョキチョキと4か所くらい切られた感覚があり、その後2,3回いきんだと思ったら、ずるずるン!とした妙な感覚が。
と、思ったら産声が聞こえて。
ああ、産まれた。産めた…と、喜びとともにあんなに痛かった腰痛がなくなってる。
まあ、むしろ産んだ後は体がボロボロで痛みはなくともへとへとになってましたが。
色々と処理が終わり、外で延々と待っていた旦那さんと実母が入ってきてくれて、記念撮影。
その後はそのまま意識を失うように寝ました。
まあ、痛かった。
本当に痛かったけど、産んでそろそろ1か月がたちますが、人間って忘れるものなのだな、と。
産んでからの生活が激変したためか、忘れていってしまうのですね…。
覚えていたいとも思わないけども。
出産って不思議だなあ~としみじみ…^^;;