元気 | 心の波

心の波

ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪

 

 

仕事でいろいろあり

 

家族共に消息を絶っていた友人から

 

2年ぶりぐらいに連絡が入った。

 

 

「元気されていますか?」

 

 

と電話番号から送られてくる

 

短めな文字のメールだった。

 

 

僕は彼の仕事に関わっていなかったが

 

周りの友人・知人には損害を受け

 

彼の行為を許せないと・・

 

 

未だに飲んだ席で

 

つぶやく人もいるので

 

その真意は未だに

 

計り知れない。

 

 

人の存在というものは

 

友情、愛情、同情があったとしても

 

 

利害関係が悪化すれば

 

過去の振る舞い共に

 

一括りで存在を否定してしまう。

 

 

その経緯には

 

救われた時期もあったハズなのに

 

マイナスな面だけで固定されてしまう。

 

 

確かに、責任の取り方が

 

いきなり夜逃げだったので

 

当事者としては戸惑うのも当然だと思う。

 

 

時間と共に薄れていくであろう

 

感情や記憶をぼかしても

 

 

その関係性は向き合って解決しなければ

 

悪い記憶などは何故か

 

尾びれや背びれが付き始め

 

羽まで生えるからやっかいだ。

 

 

存在しない相手に

 

いろんな責任を転嫁させ

 

 

自分の正当性を盛って話して

 

押し付けることが出来るから

 

実は都合が良かったりもする。

 

 

僕のことだけど・・ww

 

 

今なら思う。

 

彼は加害者として扱われてしまったけど

 

実際は被害者でもあったということ。

 

 

いろんな人達を良かれと誘い

 

関わったまま

 

結果として失敗してしまっただけだと。

 

 

根底には

 

彼が仲間ごと引き上げようと

 

率先して動き回り

 

明るい未来を信じてやったことだから

 

 

頭脳明晰な

 

確信犯でない限り

 

防ぐことは無理だった。

 

 

僕の周りに限っては

 

仕事ってそんなものだと思う。

 

 

結果が良ければ

 

誘った人に感謝しながらも

 

自分が踏み出した勇気の方を称えるから。

 

 

家族も友人も喜び

 

最終的に判断を下したその存在が

 

身近な夫なり親なり友人ならば

 

笑顔と共に歩み寄る。

 

 

 

でも、失敗や損害となれば

 

誘った人のせいにして

 

自分の潔白さを必死で訴える。

 

 

家族も友人も哀れみながら

 

同情の言葉を掛けながらも

 

請求や要求は譲れないと

 

引きつった真顔で歩み寄るww

 

 

周りに流された・・

 

信じた自分がバカだった・・

 

ちょっとだけ魔が刺した・・

 

 

などと言い訳しながら

 

ほとぼりが冷めるのを待ちながら

 

 

また誰かが・・

 

ちゃんとした儲け話を

 

 

いつかは・・

 

持ってきてくれる♪

 

 

そんなことを信じて

 

自らも探していた時期もあった。

 

 

そんな幻想を夢見るよりも

 

一歩ずつを確実に踏みしめる方が

 

実は堅実な近道だと気が付いた今

 

 

この道が実は・・

 

 

かなり長く続く

 

険しい坂だけで設定されていても

 

 

トンネルの先にある

 

パラダイスが準備されていても

 

 

この今だけを見つめれば

 

正直どちらでも関係はない。

 

 

不安はあれど恐怖はなく

 

希望はあれど喜びはない

 

 

喜怒哀楽に翻弄されることなく

 

生きることが出来るようになってきた。

 

 

人間の感情は捨てきれないけど

 

その心と共に淡々と歩むことは

 

何となく出来るようになったのかも。

 

 

今に感じる悲しみに泣き

 

今に感じる幸せに感謝する

 

 

その小さな日常を

 

ただ心掛けているだけで

 

 

基本的な人格が

 

高尚になった訳ではないけどww

 

 

・・・

 

「今は居場所も言えませんが

 

ふとあなたを思い出すことがあります」

 

 

 

「色々と心配かけましたが

 

 家族と踏ん張って暮らしています」

 

 

 

「またいつか飲みたいですね」

 

 

人の存在や考えや行動なんて

 

価値がひっくり返ってしまえば

 

何が正しいなんて分からない。

 

 

でも”あなた”を思う気持ちが

 

素直であれば

 

心は伝わるものだと思う。

 

 

だから僕も素直に

 

「本当にいつか飲みたいですね」

 

って本気で送った。

 

 

電話で話すより

 

今はメールでのやり取りが

 

最善だったのだろう。

 

 

短い文面の一言一言が

 

腹の中まで沁みて来たのは

 

 

秋だから・・

 

 

 

www