今日はこれを語らないことには始まりません。
延岡学園、あと一歩及ばず、準優勝でした。
甲子園大会が始まるまで
延岡学園が決勝まで進むなんて、だれが予想していたでしょうか?
3点差からの逆転負け。
確かにこの一文だけ見ると、投手陣が崩れ、守備もダメなチームと思われるかもしれません。
だけど、
最初から最後までプレーを見守っていた人たちはそうは思わないはずです。
あの堅守は、まさに決勝に相応しかった。
ピンチになっても要所を締めて抑えたのはエース横瀬君。
彼のためにもなんとか先制点を、と思った4回、薄田君のバットが光った。
叩きつけるバッティングで2点をもぎ取り、その後、横瀬君も自身で1点を取り、3-0に。
あれほど遠かった真紅の大優勝旗が、宮崎のこの手に届くかもしれないと思いました。
しかし直後の5回、相手にホームランを打たれ、流れが引き戻される。
延岡学園は横瀬君から井手君にバトンを託す。
サイドスローを投げる彼の球は決して悪くはなかった。
だが、球が指に突っかかり、同点を許してしまった。
此処で3本目の矢、奈須君を投入。
どんなピンチでも楽しそうに笑顔で腕を振る彼の姿は、
とても頼もしく、そしてとてもカッコ良かったです。
この回を同点で凌ぎ、ゲームは後半へ。
正直、後半は前橋育英のペースだったかもしれません。
相手投手の前に凡打を築き、再三のピンチを招く。
1点逆転されましたが、決してそれ以上はやらなかった。
奈須君が腕を振り、バックが守り立てる。
前日に脚を攣り、今日は1アウト取ったところで交代した梶原君が笑顔で伝令に走る。
横瀬君は第二の監督のように大声をかけ、井手君も声を張ってベンチから応援する。
9回、チャンスをつくるもあと一歩が届かず、3-4で敗退しました。
宮崎県勢初の決勝進出。
優勝は確かに逃しましたが、胸を張って堂々と帰ってきてほしいです。
宮崎県の歴史を動かした。
重かった扉を開けて、真紅の大優勝旗がその手に届きかけていた。
負けたらなにも意味がないと言う人もいるかもしれないけれど
私はそうは思わない。
あの大舞台で
最も長い夏を経験させてくれた。
それだけでも、感謝感謝感謝です。
夢は次の世代に託された。
ありがとう延岡学園!!!
<夏の高校野球>延岡学園3投手 「胸張って宮崎に帰る」
毎日新聞 8月22日(木)19時18分配信
○前橋育英(群馬)4-3延岡学園(宮崎)●
花巻東を完封した前日に続き、先発した延岡学園の左腕・横瀬。130キロ台後半の直球が120キロ台と走らず、90キロ台のスローカーブとの緩急も生きない。四回までは走者を背負いながら何とかしのいだが、五回につかまった。
味方が3点を先取した直後だった。先頭の田村に1ボールからの120キロ直球を左翼席に運ばれた。「丁寧に行きすぎた。ホームランで相手に流れを渡してしまった」と悔やんだ一球だった。さらに次打者の投ゴロは球が手につかず、走者を出す。「まずいと思った」と横瀬。背番号1の焦りは守りにも伝わり、二塁・薄田がゴロを後ろにはじく。無死一、三塁にピンチは広がり、横瀬はここで降板した。
2番手の右横手・井手は「抑えようと、力んでしまい甘いところに行ってしまった」。セーフティースクイズを決められ、同点打も浴びて4人に投げただけ。3番手の右腕・奈須は七回に連続長短打で勝ち越しを許してしまった。
継投は試合前からの重本監督のプラン通りだったが、試合後は「横瀬を引っ張りすぎた」と語ったのみ。結果的には、継投の交代時期が試合の流れを大きく左右した。
それでも本来のエース・上米良(かんめら)の故障により、切磋琢磨(せっさたくま)してきたタイプの異なる3投手で決勝の大舞台に勝ち上がってきた延岡学園。悔し涙を流しながらも奈須は「3人で力を合わせて来られた。胸を張って宮崎に帰りたい」と言った。春夏通じて初の宮崎勢準優勝は誇っていい。【武藤佳正】
花巻東を完封した前日に続き、先発した延岡学園の左腕・横瀬。130キロ台後半の直球が120キロ台と走らず、90キロ台のスローカーブとの緩急も生きない。四回までは走者を背負いながら何とかしのいだが、五回につかまった。
味方が3点を先取した直後だった。先頭の田村に1ボールからの120キロ直球を左翼席に運ばれた。「丁寧に行きすぎた。ホームランで相手に流れを渡してしまった」と悔やんだ一球だった。さらに次打者の投ゴロは球が手につかず、走者を出す。「まずいと思った」と横瀬。背番号1の焦りは守りにも伝わり、二塁・薄田がゴロを後ろにはじく。無死一、三塁にピンチは広がり、横瀬はここで降板した。
2番手の右横手・井手は「抑えようと、力んでしまい甘いところに行ってしまった」。セーフティースクイズを決められ、同点打も浴びて4人に投げただけ。3番手の右腕・奈須は七回に連続長短打で勝ち越しを許してしまった。
継投は試合前からの重本監督のプラン通りだったが、試合後は「横瀬を引っ張りすぎた」と語ったのみ。結果的には、継投の交代時期が試合の流れを大きく左右した。
それでも本来のエース・上米良(かんめら)の故障により、切磋琢磨(せっさたくま)してきたタイプの異なる3投手で決勝の大舞台に勝ち上がってきた延岡学園。悔し涙を流しながらも奈須は「3人で力を合わせて来られた。胸を張って宮崎に帰りたい」と言った。春夏通じて初の宮崎勢準優勝は誇っていい。【武藤佳正】
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