西本貴美子の個展「遊ぼかね」
なんと、89歳!
写真を始めたのが72歳!
いまや、Macも使いこなして、デジタルアート作品も作成しています。
私は、このかたの作品の自撮りのテーマの面白さ、
年齢は関係ないのだというバイタリティ
の二点がとても気になっていて、本日強行軍で行ってきました。
自撮り写真といっても、全ての写真にユーモアがあるれていて、おばあちゃんだということを、逆手にとって、面白い写真になっていました!
この車との並走の写真はギャラリーの1番奥のメインに展示されていました。
72歳の時に、アートディレクターである長男、西本和民(遊美塾)が主宰する写真講座をきっかけに写真をはじめて、2011年には熊本県立美術館分館で初個展を開催しました。
画像処理ソフトを使ったデジタルアートや、自撮り写真が話題となり、89歳の今も作品を製作中。
なんとも幻想的な世界。
これは外で拾ってきたものや小物を自宅にあるスタジオで、撮影したもの。
色が綺麗です。
さて、ここから面白自撮り
始めて目にした時は、正直ぎょっとしました!
なんか躍動感、スピード感が伝わってきます。
ちょっと、大丈夫ですか?
って声をかけたら、なんと大口開けて海苔巻き食べているし〜
おばあちゃん、
ゴミ袋の中に入っちゃって…
でもよく見ると空中ではありますが、
おまいりしてきる〜
これぞ画像マジック!
あの世からきました〜
ギャラリーの外では、
西本貴美子さんへのインタビューと、写真を撮っているところの映像が上映されていました。
空中で浮いているように見える写真の種明かしが見られました。
インタビューでは、
本当に写真に出会って、
写真を撮るのが好き、
撮ったものを見るのも好き、
みんなが見て面白いねって言われるのも楽しい
とっても生き生きしていました。
そして、その生き生きしている秘訣は、
自分よりもずっと年下の人たちと一緒にいることで感性が磨かれる
何をするにも、
遅すぎることはないんだ。
勇気と元気をいただいた展覧会でした。
そクスリと笑って楽しい気分にさせてもらいました。
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