今回の福岡の旅は


大木雪香恒例、と言ってもいいでしょう

「一人旅と言いつつ

        現地の方に大変お世話になる旅」

となりました


今日は「海光」「深花」「埋み火」

そして私の句集「光の靴」の印刷をお願いしている

福岡市の印刷屋さんにご挨拶に来ました


朝、携帯に電話があり

なんと…

ホテルまで迎えにきてくれるそうで…


見知らぬ土地で

2本のバスに乗って向かうつもりだったので

これはありがたいとお願いしました

勝手に、社名の入った白いバンで登場する姿を

想像していたのですが

なんと白は白でもレクサス!

しかも社長の秘書である男性までご一緒で


車のドアの開け閉め、靴の出し入れまで

してくださいました


会社の中、工場も見学させていただき

「海光」や「深花」の作成に

これだけ多くの人が関わり、工程があるのかと

身の引き締まる思いがしました


箔を付ける場合はどういう方法でおこなうのか

UV加工の名刺や、紙以外の物への印刷なども

教えてもらい、見せてもらい楽しかったです

多岐にわたる、印刷全般を手がけていて

私も以前、愛犬にちなんだ

トートバッグを作ってもらいました


一通り見せていただいたあと

なんとお昼に連れて行ってくださって

再びレクサスで向かいました


本当はもつ鍋のお店を考えてくださったのですが

あいにく月曜日がお休みで

究極、水炊きのお店へ…


「長野」という名のお店で

なかなかの老舗…

店構えもとても素敵でした





食事中はさすがに撮れませんでしたが

めちゃくちゃ美味しかったです

「鶏肉は肉とは認めない」

なんて言ってる人もいますが(笑)

最初に、白濁のスープを盃みたいなのに注いでくれて

そのまま飲むように勧められるんですけど

もう、この時点でこってり、こっくりしてて

すごーくいいお味なんです

びっくりしました


そのあと、坂本八幡神社と竈門神社を案内してくださいました

俳句をやっているなら興味があるかもと

令和の元号の由来となった歌を大伴旅人が詠んだ

という場所なのだとか


太宰府天満宮は訪れる人が常に多いけど

ここは、令和になった時は流石に大勢きたそうですが

今は落ち着きを取り戻して

とても居心地の良い空間でした


その後に連れて行ってくださった竈門神社は

福岡出身ということもあり

鬼滅の刃の作者が、キャラクターの名前を

福岡の地名から名付けたらしく

竈門炭治郎の竈門はこの神社から

炭治郎、近くに炭焼という場所があるらしく

そこからつけたと教えてもらいました

竈門神社は恋愛に限らず

あらゆる縁結びの神様がいるそうで

こうして印刷屋さんとのご縁も深まり

本当に感謝・感謝です


坂本八幡神社








竈門神社







そのあと空港まで送ってくださって

何から何までお世話になってしまいました

山田社長、秘書の高原さん

ありがとうございました


また福岡に遊びにいきたいです


そして5月20日は敬愛する俳人のお誕生日でした

おめでとうございました〜アップトラ赤ワイン野球クラッカー