お金に関する本というのは、私にとって難しいものばかりだけど、この本は、とても読みやすかったです。数字が苦手で、文章の中に数字が出てくると頭が拒否反応を起こすけど、まったくではないにしても、ほとんど出てこなかったのがさらに良かったのかもしれません。

 

お金は将来の安心のために必要な分があればいい、という考え方ができれば、この本に共感ができると思います。お金を使わなくても幸せになれる、そんな考え方ができれば、最強ですね。

 

お金持ちになる方法のヒントも書いてありましたが、本当にやりたいことがある人には辛い作業かもしれません。例えば、ユーチューブで儲けるためには、再生回数が必要で、それを稼ぐのに比較的簡単なのは、子供を対象にしたもので、子供が好きそうな動画を上げていくのがいい、といったことが書いてありました。もちろん、簡単といっても数日で数億とか、そんな短期間の話ではないですけど。

あとは、競争相手が少ないところにターゲットを絞るとか。私を含め、行動力がない人にとって、好きなことをやってちょこっとお金が稼ぐ、というのでさえハードルが高いけど、好きでもないことをあれこれ分析して動画をつくるのは、もっと大変だなぁと思います。まぁ、真剣に取り組むことは何事も大変だとは思いますが。

 

他にも、ベーシックインカムの話とか、投資の話とかいろいろ書いてありました。その中で私が一番気になったのは、年金のことです。

著者は年金を貰えないかもしれないけど、ちゃんと払っているそうです。理由は、事故か何かで大けがをして、障害を負ったとき、障害者5級とかに認定されたら障害年金がもらえて、医療費が無料になるからだそうです。年金を払っていなかったら、貰えないそうです。私はそういう制度があるとは知らなかったので、勉強になりました。私が年金を払う理由は、年金は将来もらえないだろうけど、ペナルティがあったらいやだな、という考えがあったからです。まだまだ自分が知らないことがあるのだな、ということが知ることができてよかったです。

確実に痩せるには、「インスリンの分泌を抑えること」と「インスリン抵抗性を回避すること」というのが、最新(本の出版は2019年)の科学にのっとったダイエットだそうです。

 

2型糖尿病に特化した独自の治療法を行うお医者さんが書いたダイエット本なので、健康面を重視した内容でした。

体内の仕組みが詳しく書かれているので、とにかく早く痩せたい!という人にとって、読むのは辛いかな、と感じました。健康についての内容が大部分だし、実行する方法が簡単にわかるように後ろの方に書かれているけど、実際に行うのは心理的に大変だし、継続するのはもっと大変なので。

太るのも痩せるのも、意志の力ではなく、ホルモンのなせる業なのだと書かれているけど、最適なダイエットとして紹介されている「ファスティング」をやるのは、最初はやっぱり意志の力が必要なのだと思うからです。

 

昔の研究では、体に悪いといわれていた物や方法が、今の研究ではいいと言われる。その反対もある、といった話が多数出てきます。ということは、この本で推奨されている内容も、数年後には「この方法は健康によくない」と言われる可能性があると考えられます。盲信せず、今はいいと言われてるんだなぁ、というくらいの認識でいたほうがいいのかもしれません。

この本にもちょこっと書いてありましたが、「多すぎず、少なすぎず、適量を食べて、適度に運動をすれば、健康になる」というヒポクラテスの考えが一番簡単で安心なのかもしれないな、と思いました。

 

万人に効果のある最適な一つの方法というのは存在しないと思うので、自分の体に合うほどほどを探りつつ、日々の生活を送ろうと心に決めました。暫定的に・・・。

一瞬の怒りによって、人生を台無しにしたり、そこまではいかなくても、人間関係がぎくしゃくしたりするのは、多くの人が経験していると思います。そして、私もその一人です。「怒り」を上手に扱えたら、今よりも少しストレスが減るかもしれない。そう思って、この本を手に取りました。

 

「怒り」を手なづけるためには、その種類を知ることと、その感情をコントロールするスキルが必要だそうです。

 

本の序盤で、いくつかのチェックリストがあり、自分の怒りで、よくあるパターンを知ることができます。そのパターンを知ることで、怒りの特徴がわかるだけでなく、怒りを感じたらどうすればいいのか、怒りをためないためにはどうすればいいのか、相手がこのパターンだったら、どう対応すればいいのかまでわかります。

 

物にあたって、ストレスを発散する方法がありますが、私にはまったく効果がありません。すっきりするどころか、余計にモヤモヤします。自分に合った方法を実践しないと、効果がないということが理解できて、すっきりしました。

 

YOUTUBEの「樺チャンネル」で「朝散歩」が非常に心に良い影響を与えると、よく言われていますが、この本にも朝のウォーキング効果について書かれていました。脳を穏やかにするには、セロトニンが重要で、朝の光とリズム運動は、セロトニンの分泌を促してくれるそうです。「朝散歩」は非常に有効な方法だということはわかりました。今、このブログを書いている時間は、もうすぐ朝の8時。非常に面倒ではあるけど、ちょっとでも理想の人間に近づけるように、この作業が終わったら、すぐに朝散歩に出かようと思います。

 

 

易きに流されることなく、努力し続け、賢く生きよう!

というのが、この本の結論なのだと思いました。

 

才能がないから、自分は努力しても成功できないと思う人はいる。

でも、科学的に見て、人の能力に大きな差はない。

努力しても、結果が出ない人はいる。

でもそれは、正しい方向性で努力をしていないから。

努力するのをやめようとしている人に、希望を持たせてくれる内容が書かれていました。

 

本を読んでいると、実生活において、思い浮かぶことが色々あります。

頑張っても、全然、上達しないことがあって、諦めかけてました。

でも、手助けをしてくれる人の登場とこの本のおかげで、諦めず努力し続けて、今は、上達の兆しが見えてきました。

努力することは、かっこ悪いと思う人もいるかもしれない。だけど、後悔で動けなくなるより、とりあえず動き続けて努力すれば、どこかにたどり着けるのかもしれない、とだれかの歌のようなことを考えています。そして、それが、人生のおもしろさなのかもしれないとも思います。

 

努力し続けるのは、大変だけど、努力し続ける価値が人生にはあるのだということがこの本で改めて気づかされた気がしました。

 

タイトルからは、とても自分勝手な人という印象を受ける。表紙にも本の中身にもあったけど、炎上しそうなものにわざとしたのかなと思いました。

実際は、「自分がやりたいことが、人のためになって、それが、みんなの幸せにつながる。そういうやりたいことだけをやって生きていくために、どんな考え方をホリエモンはしているのか」がわかる内容でした。

 

私のホリエモンのイメージは、ものすごく頭がよくて、なんでもさらっとできて、それが即お金に代わって、効率ばかりを重視して、人間味のないエリートでした。でも、実際は違っていて、東大受験のときは、一日に何時間も勉強したり、刑務所で他者からのやさしさに触れて涙したり、当たり前なんだけど、普通の人間なんだということがわかりました。

 

ここ何年かのマイブームである「アドラー」と「禅」に通じる内容もあり、大変楽しく読むことができました。「アドラー」に関して言えば、少しだけ「アドラー」そのもののことが書かれてあったので、よけいに、ホリエモンに興味がわきました。

 

興味といえば、「ウォーホール」のことが書かれていたのですが、この人がどんなにすごい人なのか、ということがわかったので、伝記があったら、読んでみたいと思いました。自分の作品で、大勢の人の価値観を変えたすごい人だとは知らず、なんかおしゃれなもん作ってる人だわ、というくらいしか思ってませんでした。全然知らない世界の一端を垣間見ることができ、興味の幅が広がる可能性があるから、読書というのは、面白い。

 

 

アドラーさん自体、一般的な人に向けて情報を発信していたということもあって、この本も、専門的な用語がそんなに多くないし、同じことを繰り返し書いてある部分もあって、難しい言葉の意味を忘れても、読み通すことができました。

簡単な言葉で書いているからといって、簡単に理解できたとは言えませんが、何度も読むことで、自分の中に内容を落とし込んで、自分の人生に役立てられる有益な本だと感じました。

 

本の中にもありましたが、アドラーさんの考えを岸見一郎さんが解釈した内容、となっているので、専門的に勉強された人が読んだら、「納得いかない」ということもあるのかもしれませんが、私は、勉強をしていないまっさらな状態なので、そういったことはありませんでした。

 

アドラーさんは、神経症を原因論ではなく、目的論として考えていたので、「何か目的があっての行動(症状)」という目的論で考えると、悩み事や病気を自分で治すことができるんだ、という希望が湧いてきます。ただ、神経症で苦しんでいる人から見れば、この考え方は、自分を責められているように思えるので、怒りが湧いてくるのではないかと思いました。全員が納得する考えというのは、どんなものに対しても存在しないとは思いますが、その怒りを乗り越えて、自分を立て直す勇気を持つことができたらいいなぁ、と思いました。