チームメイトらの心を煩わせていたことなど考えもせず、互いが中途半端にそれぞれの筋を通した結果があの様です。
ただ、対の一方が学舎を退く事態となったことは多分に受け入れがたく、当然自らもけじめを付けんがために退くことを考えましたが、顧みるにそれをやるのは事態をより悪くするだけの身勝手と都合良く解釈し、腑抜けのそしりを免れぬとは知りつつも留まる道をとったのでした。
なかんずく筋だの信だの義だのといった精神主義的行動哲学は、もはやこのデジタル時代にはおよそ実効性に乏しい遺物にしか過ぎず、迂闊にそれを振りかざそうものならたちまち不届き者の烙印を押され、ともすれば集団での立場を失うことにもなりましょう。
しかるに、運動中の水分補給は悪だ気合いだ根性だのといったシュールな時を生きた者にとっては、そんなゴミくず同然の哲学であろうと人間関係を形成するにおける唯一のパラメータであり、己を律する行動指針でもあるのです。
息苦しい世の中になったもんだ…。
首尾よく時代に適応した気でいる、私を含むくたびれた大人達の常套句ですが、諸行無常、この時代も社会もいつか滅びぬのです。南無