素晴らしい一局 | 『構え八段』

『構え八段』

日本プロ麻雀連盟 瀬戸熊直樹
MリーグTEAM雷電所属
宜しくお願いします

今日は、A2リーグご視聴ありがとうございました。

普段から楽しみに見てる鳳凰戦Aリーグでしたが、今日は久々に感動しました。

古橋崇志という青年がいます。

Aリーグの実況を務めながら、沢山の打ち手のいい所を盗みながら、一歩ずつ成長を遂げてる打ち手で、一番の長所は本当に素直な所。

そんな古橋もA2リーグ三期目。

過去毎年降級争いを続けてましたが、今年を乗り切れば、必ずA2の水にも慣れ、本格的なAリーガーになると思いながらいつも見てました。


毎回、古橋の試合に僕が解説してるのは、偶然かもしれませんが?笑
いつも古橋に伝わるように厳し目に解説してきました。



古橋2連勝で迎えた3戦目、ついに古橋の麻雀が開花します。


親の内川が七を暗カンして以下の手牌




ここから数巡後テンパイして即リーチ。




古橋はリーチを受けて以下の手牌




安全牌もなく、自身も形がある程度整ってしまってるので、7をツモ切り



次巡も同じ理由で6をツモ切り。


2連勝で、3回戦も浮きの場面。トータルポイントももうすぐプラスマイナスゼロになりそうな場面。

本当は安全に行きたいはずだし、裏を返せばここで行けなくなるのが古橋の課題でした。

しかし、ここは強制的に行かされます。


凄かったのは、次巡。



ツモ⑧で少考後、ドラ③を勝負!



先に三を切るとか、安全に索子に手をかけるもありましたが、勝負なら、イーシャンテンで強い牌をの鉄則を守ります。


そして、次巡ツモ五。



これまた超危険牌の打六、そしてリーチ



1は現物ですが、このリーチ宣言がまた素晴らしい。


そんな古橋の気迫に応えるかのように、最初のツモは、






一発ウラ無しルールなので、1300.2600のアガり。




この局は本当に感動しました。


忘れかけてた僕に何かを思い出させてくれました。




あまりに凄いものを見ると、人は笑うしかないようです。



この後の選手インタビュー。

笑顔の古橋がいました。

藤崎さんが感想を聞かれてましたが、僕にふられることなく、終えたので、少しほっとしてました。


なぜなら、ここで聞かれていたなら、僕はきっと涙声になってしまったから。

それほど素晴らしい麻雀だと思ってました。


カッコ良かったよ、古橋!


そして、ありがとう!