がん総合外来を名乗ります 緩和ケアが嫌いでも来てください | 大津秀一 オフィシャルブログ 「医療の一隅と、人の生を照らす」 Powered by Ameba

がん総合外来を名乗ります 緩和ケアが嫌いでも来てください

もうひどいんですよね。

 

緩和ケアは末期という思い込みは、世間一般には全然減らないんです。

 

そればかりか!

 

識者が(たぶん)応援してくれている下の会議。

 

“治さない医療(緩和ケア)”を充実させることが今こそ重要!終末期の「生き方・死に方」を考える〜〜津村啓介×古川淳×松山大耕×柳川範之×藤沢久美

 

いや、結構治しているんですが、と思いますが、かなりの打撃は次。

 

治す医療ばかりが注目されて、治さない医療はどうしても、この世界でも少し馬鹿にされていたりする。でも、治さない医療は今すごく重要になってきているんですよね。そこを充実させるのは大変重要だと思います。まあ、医学部を出てドクターになって、それで「私は治さない医療をやります」と、今はなかなか言いづらいんですが、そういう文化をつくる意味でも、すごく大事な観点だと思います。

 

確かに、私が緩和ケア医になった15年くらい前は、「なんで緩和ケア(なんか)やるの?!」という反応は一部にありました。

 

でも今は、だいぶ緩和ケア医になることへの医療界の抵抗(例;馬鹿にされる)は減ってきていると思いますけれどもね。

 

・・・というわけで、緩和ケア=末期、治さない、諦め、の誤解。

 

しかしそのおかげで、「緩和ケア外来にはかかりたくない」という方もいます。

 

「緩和ケアにかかったら?!」と言ってしまって、友人関係を損ねた方までいます。

 

だったら、もう愛称つけちゃいましょう!

 

というわけで、早期緩和ケア外来を「がん総合外来」と名乗ることにしました。愛称では。

 

皆が幸せになって下されば、名前などは二の次ではあります。

 

しかも実際、相談内容は相当に広く、まさしく「総合」なのです。

 

下記で改めて紹介しています。

 

引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

 

外来の概要は下記で。

↓↓↓↓↓↓↓

がん総合外来

【このような相談に応じています】

・がんと診断されたけれども、何をどうしたら良いの?

 

・進行がんとわかったけれども、今後何が起こる可能性があり、どう対処したら良いのですか?

 

・がんになってから、最も生存確率を高める食事は? 運動は? 生活習慣は?

 

・再発しないためにできることは何ですか?

 

・このような治療を提案されているが妥当なのでしょうか?

 

・友人が勧めて来たこのようなサプリや健康食品はどうでしょうか?

 

・この免疫治療は効きますか?

 

・再発の不安で、毎日頭がいっぱいです。どうしたら良いでしょうか?

 

・うつうつとした気持ちが続いており、自分はうつ病なのでしょうか?

 

・漠然とした不安感にどう向き合えば良いのでしょうか?

 

・逆境に立ち向かう力(レジリエンス)を培ってがんと対峙するにはどうしたら良い?

 

・これまでの人生を振り返って、今後どう生きるかを一緒に考えてほしいです。

 

・担当医との関係に悩んでいます。どうしたら良いですか?

 

・今後どこでどのように療養するのが良いのでしょうか?

 

・緩和ケアって一体何ですか?

 

・痛いのですが、モルヒネは使いたくないです。他に良い方法は?

 

・住んでいる地域で、緩和ケアができる医療機関はどこでしょうか?

 

・がんの家族にどう接したら良いのですか?

 

・がんの家族が痛みや苦しみで悩んでいます。どうしたら?

 

・民間治療に頼って良いでしょうか?

 

・自分ががんなのですが、家族との関係に悩んでいます。

 

・子供や親にがんをどう伝えたら良いのか、考えあぐねています。

 

・生きている意味がないと感じるのですが、どうしたら良いのでしょう?

 

・信頼できる患者会はどこでしょうか?

 

・このような情報をネットで見たのですが、これは正しいのでしょうか?

 

 

このような内容のご相談に過去全て乗っています。

 

もし困っている方がいらっしゃったら「がん総合外来にかかったら?」と勧めて頂ければと存じます。

 

ぜひ心に留めておいて頂ければ幸いです。