皆さん、こんにちは。大津です。


お盆も終わり、
街は何やら喧騒を取り戻しつつ
あり、そして道もまた混み具合を
復しつつあります。


さてご連絡です。

「お医者さんのお茶っこ」を
私たち緩和ケアの担い手医師が
岩手県大槌町で継続的にさせて
頂いておりますのはこれまで何度か
このブログでも取り上げて参りました。

そしてその活動を全面的にバックアップ
してくださっているのが、復元納棺師で
ある「笹原留似子(ささはらるいこ)さん」
を代表とする「つなげるつながる委員会」
であることも記して参りました。

その笹原留似子さんは震災後
ボランティアで300名を超える
ご遺体の復元を行って来られました。

そして今回「これまでと、震災後に
彼女が見て、行ってきたこと」を1冊の本と、
1冊の絵日記にまとめられました。
それが先日紹介した2冊の本です。
↓↓
http://ameblo.jp/setakan/entry-11314780315.html





現在日本中の本屋さんで平積みになっています!

さらに、表題どおりなのですが、
明日17日のNHKスペシャル(22時~)
で彼女の活動が取り上げられ、
18日には東京でサイン会が開かれます。

サイン会の概要は下記です。先着80名です
からあっという間になくなってしまいそうですね!
↓↓
http://www.poplar.co.jp/info/event/007396.html

当日は東京にいないので行けないのですが、
自分も並びたいくらいのところです。

ご本人は実にチャーミングな女性です。
皆が会いたくなる気持ちがよくわかります。
しかも行動力は天下一品!

今の夢(野望?)は「お医者さんのお茶っこ」
を専用施設(プレハブの建物等)で行いたいという
ことだそうで、そのものを寄付してくれる方を募集中とのこと
でありました。プレハブの建物の寄付!? と
驚きましたが、確かにそういう専用の場があれば
素晴らしいと思います。

つなげるつながる委員会のホームページは下記です。
↓↓
http://tunagerutunagaru.net/index.shtml
プレハブの建物は無理でも(笑)
「志」のご寄付・ご協力、募集しております。


笹原さんが紹介される機会が増え、日本中で
講演に呼ばれているそうです。素晴らしいことです。

彼女のように患者さんの亡くなった後にご家族を
きちんとケアしてくれる葬の担い手がいてくれれば、
患者さんの亡くなる前をケアする私たちもとても
安心です。そして何よりご家族、そしてご本人に
とって最良だと思います。

笹原さんは岩手県北上市を中心に活躍されています
が、全国に彼女のような存在が、彼女のような死後ケア
の担い手が一人でも多く増えてくれることを願いたいです。


それでは皆さん、また。
失礼します。