こんばんは。世田谷区千歳船橋女性のための漢方薬専門店
せたがや漢方堂 の横山ですニコニコ


やっと少しずつ涼しくなってきましたね。
子供たちの新学期のバタバタも一段落。

夏の疲れと忙しさで、ブログもずっとサボっていましたが、やっと書く時間&気力がでてきました。


今日は久しぶりに不妊症の話を書こうと思います。

当店では、不妊症のご相談がとても多く、オープン当初から相談内容の第一位となっています。

私もこの仕事を20年以上やっており、不妊症の相談もずっと受けていましたが、以前は「不妊症に漢方がいい」ということが、今ほど定着しておらず、相談件数はそれほど多くなかったように思います。

また、「卵子の老化」という概念が広がり始めたのもここ数年のこと。

バブル時代以降、女性の社会進出が急激に進み、「子供を持つのはある程度キャリアを積んでから」。また、生殖医療の進歩、出産に関するリスクも低くなったこともあり、「子供は40歳くらいまでに産めばいい」という考えを持っている方も多かったと思ます。
つい数年前までは、「子供は欲しくなった時に。」「結婚してしばらくは二人で楽しみたい。」「なかなか授からなかったら病院に行けば何とかしてくれる。」という考えが一般的だったように思います。

ここ数年で不妊症専門の病院も増え、体外受精などの高度な生殖医療も身近なものになってきました。

そうなってくると、漢方なんて古臭い物より、「最新の高度な医療」を選択する方が多くなるように思いますね。

しかし、それはそうでもないのです。

まず、生殖医療が進めば進むほど、抵抗を感じる方も多くなるようです。
これは理屈ではなく、「女性の本能的なもの」かなと思います。

普段は意識していなくても、病院で「体外受精をやりますか?」と聞かれた時に、やはり子供は「授かりもの」と考え、できることなら「自然妊娠」を希望する方が多いのだと思います。

「自然妊娠」=「自然医療:漢方薬」と行きつくようです。

また、「卵子の老化」という概念が定着のしてきたこともあり、最近では「30歳過ぎたらなるべく早く妊娠した方がいい」と、不妊専門の病院にかかる年齢も年々早くなっているようです。

そして、職場などで実際に不妊治療をしている人の話を聞く機会もあると、その経済的、精神的負担や、例え体外受精をしてもみんなが妊娠するわけではない、という事実を目の当たりにし、「自分は妊娠できるだろうか」という不安が、世の女性全体で強くなってきているように思います。

不妊症の相談というと、以前は、30代後半~40代前半の方の方が主流だったのですが、最近では20代、30代前半の方の不妊相談もたくさんいらしています。

子宝相談で漢方薬を飲み始める方の年齢がここ数年どんどん早くなっているのは、そういった世の中の風潮なのかもしれません。

また、これから結婚するという方や、まだ相手は決まっていないけど、いつでも妊娠できるように体づくりをしておきたいと、「プレ妊活」で漢方を飲む方も増えているのは、そういった不安が背景にあるのでしょうね。



東洋医学では、女性は7の倍数で体が変化していくと考えられており、7歳、14歳、21歳、28歳、35歳、42歳が女性の体の節目と言われています。
28歳が女性の体のピーク。35歳くらいから体の老化が始まると言われています。

これは、現代医学で言われている、卵子の老化と全く一致しますね。


生殖医療が進化しても、卵子の老化は食い止めることができず、体外受精でも、35歳を過ぎると成功率はどんどん下がってくることを考えると、結婚前から漢方で体づくりをしておくのは、とても賢明なことだと思います。

特に、生理痛や生理不順のある方、生理前症状群でお悩みの方は、年齢が若くても妊娠しにくいと考えられますので、漢方薬で生理を整えておくことはとても大事なことです。


不妊症の漢方薬は、当店では1か月分2万円~2万5千円程度。
決して安い金額ではありませんが、体外受精が1回30万円程度と考えると、その金額で漢方薬1年分飲めますねニコニコ
体外受精、うまくいかなくては何も残りませんが、漢方薬を1年も飲んでいただければ、健康な心と体が残ります。
いつかは妊娠したいと思っている女性にとっては、漢方薬を飲んで体作りをすることは、決して無駄ではないと思います。


自然妊娠をお望みの方、体外受精など高度な生殖医療に疲れた方、妊娠できるかどうか漠然とした不安を抱えている方、是非一度ご相談ください。

漢方相談は、完全予約制。初回は1時間程度、ゆっくりお話を伺います。



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