こんにちは。世田谷区千歳船橋 女性のための漢方薬専門店 せたがや漢方堂 の横山です
秋も深まってきました
朝晩は結構寒いですね。
風邪も流行っていますので、気をつけましょうね
東洋医学では、秋は肌のトラブルの出やすい時期と言われていますが、当店にも秋になってから肌のご相談がとても増えました。
アトピーやジンマシンの相談は年間を通してあるのですが、秋になると断然増えるのがニキビの相談です。それも、20歳以上方の大人ニキビ!
ほとんどの方が、若いころから悩んでいて、ニキビ跡や肌荒れも気になっている方が多いです。
また、皮膚科に行ってもすっきり治らないということです。
かくいう私も漢方に出会う前の20代後半まで大人ニキビに悩んでいました。
漢方を飲むようになってから、ニキビや吹き出物はほとんど出なくなり、ニキビ跡も気にならなくなりました。10代、20代の頃より、肌の状態は今の方がずっといいです。
ということで、長年悩んでいる方にも、最近ポツポツ出てきて気になるなという方にも、今日は大人ニキビのお話です。
東洋医学では、肌は内臓の鏡と言われており、肌にトラブルがあるということは、体内に何らかのトラブルがあると考えます。
皮膚科に行くと、抗菌剤の外用薬や内服の抗生物質が出ると思います。それらの薬できれいに治ってしまう方は問題ないですが、実際は治ったと思ったらまた出てくる、を繰り返す人が多いと思います。
10代の若いころに、ホルモンバランスの乱れでニキビが出ている場合は、ある程度の年齢になると治ってくることもありますが、20代半ばを過ぎてもまだニキビが出てくる場合は、体内の根本的な問題を治さないと、30代になっても、40代になってもニキビで悩むことになります。ニキビが出たり治ったリが繰り返されると、ニキビ跡も治りにくく、肌荒れも深刻になっていきます。
にきびの漢方薬
にきびのでき方や場所によって飲む漢方薬は変わります。また、にきびに関しては、症状を治す薬と体質を改善する薬を一緒に飲むととても効果的です。
ここで簡単にご紹介いたします。
ニキビの症状を治す薬
●赤い大きなにきび、熱を持っていて痛い→清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)など
●繰り返しできる小さめのニキビ、化膿しやすく治りにくい→十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)など
●肌色の小さなブツブツ→当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など
●顔全体が赤い、赤ら顔→黄連解毒湯(おうれんげどくとう)など
にきびの体質を治す薬
●ストレスが多い、イライラしている、生理前に悪化しやすい、できる場所はおでこやフェイスラインが多い→加味逍遥散(かみしょうようさん)など
●肩こり、頭痛、生理痛がある、赤黒いにきびができて跡が残りやすい→桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)など
●便秘がちで頬や鼻の周りににきびができやすい→駆お血丸(くおけつがん)など
●胃腸が弱く疲れやすい、口の周りに小さいニキビがよくできる→六君子湯(りっくんしとう)など
●睡眠不足でよくあごににきびができる→六味丸(ろくみがん)など
上記のようなお薬をその人に合わせて処方しますが、飲んでいるうちににきびの出る場所や色、大きさなども変わっていきますので、それに合わせてお薬を随時変えていくことが大事です。
にきびの症状を治す薬は、体表にある邪気を外に発散させるような作用もあります。そのため、一時的に悪化するように見えてしまうこともあります。
ですから、自己判断でお薬を選ぶのはとても難しいと思います。(悪化したように見えたらほとんどの方が飲むのをやめたくなりますよね)
にきびに限らず、皮膚のトラブルの漢方薬は自己判断で飲まずに必ず専門家に相談しましょう!
また、にきびを早く治すには適切なスキンケアと生活改善もとても大事です。
にきびのスキンケアといえば、やはり洗顔!ですが、早く治そうと思ってごしごし何度も洗っていては逆効果です。刺激の少ない洗顔料で、やさしく丁寧に洗ってください。顔をふくタオルは毎回清潔なものを使うようにしましょう。
その後は、刺激の少ない自然化粧品などの化粧水をたっぷり。皮膚の保湿が十分でないと、それを補おうと、皮脂が余計に分泌され、にきびの原因になります。
生活習慣としては、一番は夜早く寝ること!少なくとも12時前には寝るようにしましょう。寝ている間に皮膚によいホルモンがたくさん分泌されます。
また、食事も大切です。揚げ物やインスタント食品、チョコレート、スナック菓子、ナッツ類は控えましょう。野菜や果物を多めにとってビタミンをしっかり補充してください。
また便秘もにきびの原因になりますので、食物繊維をたくさん取るようにしてくださいね。
にきびで悩んでいる人にしたら「もう知ってるよ!」という事ばかりかもしれませんが、実際ちゃんとやれてますか?と聞くと「…いいとはわかっているんだけど」という方が多いです。
美肌は一日にしてならず!お肌に良い生活が普段の自分の生活習慣になるまで、意識して続けることが大事です。
漢方薬を飲みながら、スキンケアと生活改善をすると治りがとてもいいですよ!
大人にきびでお悩みの方、是非一度ご相談ください。


秋も深まってきました

風邪も流行っていますので、気をつけましょうね

東洋医学では、秋は肌のトラブルの出やすい時期と言われていますが、当店にも秋になってから肌のご相談がとても増えました。
アトピーやジンマシンの相談は年間を通してあるのですが、秋になると断然増えるのがニキビの相談です。それも、20歳以上方の大人ニキビ!
ほとんどの方が、若いころから悩んでいて、ニキビ跡や肌荒れも気になっている方が多いです。
また、皮膚科に行ってもすっきり治らないということです。
かくいう私も漢方に出会う前の20代後半まで大人ニキビに悩んでいました。
漢方を飲むようになってから、ニキビや吹き出物はほとんど出なくなり、ニキビ跡も気にならなくなりました。10代、20代の頃より、肌の状態は今の方がずっといいです。
ということで、長年悩んでいる方にも、最近ポツポツ出てきて気になるなという方にも、今日は大人ニキビのお話です。
東洋医学では、肌は内臓の鏡と言われており、肌にトラブルがあるということは、体内に何らかのトラブルがあると考えます。
皮膚科に行くと、抗菌剤の外用薬や内服の抗生物質が出ると思います。それらの薬できれいに治ってしまう方は問題ないですが、実際は治ったと思ったらまた出てくる、を繰り返す人が多いと思います。
10代の若いころに、ホルモンバランスの乱れでニキビが出ている場合は、ある程度の年齢になると治ってくることもありますが、20代半ばを過ぎてもまだニキビが出てくる場合は、体内の根本的な問題を治さないと、30代になっても、40代になってもニキビで悩むことになります。ニキビが出たり治ったリが繰り返されると、ニキビ跡も治りにくく、肌荒れも深刻になっていきます。
にきびの漢方薬
にきびのでき方や場所によって飲む漢方薬は変わります。また、にきびに関しては、症状を治す薬と体質を改善する薬を一緒に飲むととても効果的です。
ここで簡単にご紹介いたします。
ニキビの症状を治す薬
●赤い大きなにきび、熱を持っていて痛い→清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)など
●繰り返しできる小さめのニキビ、化膿しやすく治りにくい→十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)など
●肌色の小さなブツブツ→当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など
●顔全体が赤い、赤ら顔→黄連解毒湯(おうれんげどくとう)など
にきびの体質を治す薬
●ストレスが多い、イライラしている、生理前に悪化しやすい、できる場所はおでこやフェイスラインが多い→加味逍遥散(かみしょうようさん)など
●肩こり、頭痛、生理痛がある、赤黒いにきびができて跡が残りやすい→桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)など
●便秘がちで頬や鼻の周りににきびができやすい→駆お血丸(くおけつがん)など
●胃腸が弱く疲れやすい、口の周りに小さいニキビがよくできる→六君子湯(りっくんしとう)など
●睡眠不足でよくあごににきびができる→六味丸(ろくみがん)など
上記のようなお薬をその人に合わせて処方しますが、飲んでいるうちににきびの出る場所や色、大きさなども変わっていきますので、それに合わせてお薬を随時変えていくことが大事です。
にきびの症状を治す薬は、体表にある邪気を外に発散させるような作用もあります。そのため、一時的に悪化するように見えてしまうこともあります。
ですから、自己判断でお薬を選ぶのはとても難しいと思います。(悪化したように見えたらほとんどの方が飲むのをやめたくなりますよね)
にきびに限らず、皮膚のトラブルの漢方薬は自己判断で飲まずに必ず専門家に相談しましょう!
また、にきびを早く治すには適切なスキンケアと生活改善もとても大事です。
にきびのスキンケアといえば、やはり洗顔!ですが、早く治そうと思ってごしごし何度も洗っていては逆効果です。刺激の少ない洗顔料で、やさしく丁寧に洗ってください。顔をふくタオルは毎回清潔なものを使うようにしましょう。
その後は、刺激の少ない自然化粧品などの化粧水をたっぷり。皮膚の保湿が十分でないと、それを補おうと、皮脂が余計に分泌され、にきびの原因になります。
生活習慣としては、一番は夜早く寝ること!少なくとも12時前には寝るようにしましょう。寝ている間に皮膚によいホルモンがたくさん分泌されます。
また、食事も大切です。揚げ物やインスタント食品、チョコレート、スナック菓子、ナッツ類は控えましょう。野菜や果物を多めにとってビタミンをしっかり補充してください。
また便秘もにきびの原因になりますので、食物繊維をたくさん取るようにしてくださいね。
にきびで悩んでいる人にしたら「もう知ってるよ!」という事ばかりかもしれませんが、実際ちゃんとやれてますか?と聞くと「…いいとはわかっているんだけど」という方が多いです。
美肌は一日にしてならず!お肌に良い生活が普段の自分の生活習慣になるまで、意識して続けることが大事です。
漢方薬を飲みながら、スキンケアと生活改善をすると治りがとてもいいですよ!
大人にきびでお悩みの方、是非一度ご相談ください。
女性のための漢方薬専門店 せたがや漢方堂
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