ほしいモノ | セセデブログ

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先日出先で、ふと、以前からほしかったモノが目に留まった。
いつか買ってやろうと思っていたモノだが、しばらく見つめていると次第にあんなにほしかったモノがほしくなくなってくる。
別に今お金を使ってまでどうしても必要であって、どうしても手に入れたいものでもないと、変に納得してしまう。
ほしいという感情を先送りにすることで、実際に自分にとって本当に必要かどうかわかる。
やや後ろ向きな考え方かもしれないが、こうしていると現実的に節約できたりもする。


とは言いつつ。
結局本当にほしいモノはいつか買ってしまうわけだし。
なら後で買うのも今買うのも同じだ!と、ついつい無駄遣いしてしまう。
そんなわけで結局買ってしまった。
いろいろとダメだ。


それはともかく。
あんなにほしくてお金を払ってやっと手に入れたものだ。
にもかかわらず、包装のビニールもはがさずに袋に入ったそのままで一週間以上放置してしまった。
これはまだいいほうで、一度も使わずにしまって以降、二度と目に触れてないモノもある。
こういう経験はないだろうか?


自分が持っていない憧れのほしいモノ。
持っていないからほしいのであって、手に入れた瞬間それは「ほしいモノ」ではなくなる。
夢をかなえた瞬間にそれは夢ではなくなるように、ほしいモノを手に入れたいという欲求が満たされてしまっては、ベクトルが消えてしまう。
つい買ってはみたものの、これは本当にほしいモノだったのだろうか。
いろいろとダメな感じだが、それでも後悔はしていない。