皆さんは学生時代に、役職などを任されていたでしょうか?
人は職業や役割に応じて、その適性を帯びてくるいわれる。
例えば、営業職の仕事をしている人は、どんどん営業マンらしくなってくる。
役割に徹しようと努力を重ねるうちに、その業界の人間となるわけだ。
営業で限っていえば、営業職に就くのは営業マンらしいからという理由は少ないと思うが。
服装に応じて性格が変わったりもする。
自分はスーツを着ればなぜか気が引き締まる。
これは服装というものが、社会的な役割に応じたものとして規定されているからで、それに対して自身が相応しようとする心理ではないかと思う。
医療服を着てれば医者として、スーツに弁護士バッチを付ければ弁護士としてだれからも見られてしまう。
要は役職なり服装なり、社会から見られる自分のイメージを、無意識に自分自身が演じているということだろう。
職業、役職、服装によって人はより社会性を帯びる。
団体にとっては、誰が重責を担うかは重要な事柄だ。
そもそも役割をこなしえないのは論外だし、暴走されても困る。
とはいっても、個人としてのその人らしさというものはどうしても出てしまうものだし、あってしかるべきだとも思う。
その団体にとっての発展の可能性があるからだ。
発展させられるようにしていきたい。