タワマンのどこがいいのか?
おはようございます。
竹末です。
さて、近年の都内タワーマンションの新築価格は
軽く1億円を超え、平均で1億3,000万円前後。
中古でも7,000万円〜1億5,000万円が相場と言われています。
ここまで価格が高騰すると、東京都内では一般的なサラリーマンが
手を出せる水準ではありません。
仮に“パワーカップル”で年収合計2,000万円あったとしても、
50年ローンを組まなければ到底購入できない代物です。
この傾向は都心だけではなく、地方都市でも建設費の高騰により
分譲マンション価格が上昇し、普通のサラリーマンでは
手が届きにくくなっています。
それでも、戸建てより便利で手頃で、都会的なライフスタイルを
楽しめる都市型マンションを選ぶ人は多いものです。
私自身も20年前はマンションに住んでいましたが、
現在は事務所付き戸建て住宅に住んでいます。
その経験から、約20年のマンション生活、
とくにタワマンの実態をお伝えしたいと思います。
マンション生活は、ドア一つで生活空間を管理でき、
共有部分(エントランス・廊下・階段・EV)は
管理費で維持されるため、日常の手間はほとんどありません。
大規模修繕も修繕積立金で賄われ、固定資産税も
土地持分が薄まるため比較的安い。
管理費・修繕積立金・駐車場料金・固定資産税を払えば、
快適な都市生活が得られる。
マンション生活は確かに魅力的です。
しかし、便利さの裏側には大きな不便もあります。
当時、私は車通勤でした。毎朝、1階の機械式駐車場まで降り、
車を出庫するために機械を回転させ、車が降りてくるまで約5分。
早朝の混雑時は15分以上かかることもありました。
戸建てなら玄関を出てすぐ車に乗れますが、マンションでは
この“毎日のロス時間”が積み重なります。
さらに、大きな荷物の搬出入は困難で、荷物が多い日は
自宅と車を2往復することもありました。
私の部屋は8階で、EVで1階まで約5分。
EVは2台ありましたが、朝は混雑し、時間がない時は
階段で降りることもしばしば。
では、これが35階だったらどうでしょうか。
ちょっとコンビニへ行く、忘れ物に気づいて戻る、荷物を取りに行く。
こうした“ちょっとした行動”がすべて大きな時間ロスになります。
タワマンは便利そうに見えて、実際は“陸の孤島”と言っても過言ではありません。
多くの人が抱くタワマンのイメージは、高層階からの眺望、非日常性、
豪華な共用施設、高いセキュリティ、都市部の利便性。
しかし、眺望の感動も半年もすれば“見慣れた景色”になります。
「馬鹿と煙は高いところへ上がる」(失礼!)という言葉がありますが、
眺望の価値は思ったより早く日常化します。
タワマンの良さは認めます。しかし、メリットの裏には
確実にデメリットが存在します。
マンション生活とは、何かを犠牲にすることでもあります。
「売ればいい」と思っても、不動産は一度買うと簡単には動かせません。
それでも、あなたはタワマンに固執しますか。
マンション生活20年、タワマンにも住んだ私の実感として、
メリットとデメリットの両面を知ったうえで選んでほしいと思います。
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