これも20年くらい前の話だが。

 

私はアメリカに来て半年くらいで車の免許を取った。

 

こちらには日本のような教習所なんてない。

自分で練習してから、テスト受けて、

受かればそれでおしまい。

 

その「自分で練習して」って、

どうやってするんかいって話ですよね。

 

父親に教えてもらうーみたいなアメリカ人は

結構多いと思う。

 

けど私はそんな、

教えてくれる家族や友達がいるわけないから、

ドライビングスクールにお願いした。

同じ日本人留学生の友達が、その人にやってもらった

っていうので紹介してもらった感じ。

ドライビングスクールって言ったって、

おっさん(アルメニア人)が個人でやってて、

おっさんの車に乗っけてもらって

私が運転するってだけの話だ。

一応おっさんが乗ってる助手席側にも

ブレーキがついてるタイプの車だったのかな?

知らんけど。

ちなみに値段は覚えてない。

500ドルくらいあげたんじゃないかしら?

 

時には私だけじゃなくて、

他にも生徒を乗せて、交代で運転させる、

みたいな時もあった。

一度、かなり長い時間、

他の生徒の運転に付き合わされたことがあり、

こんなの二度とごめんだと思った私は、

その次の時のレッスンで、

その時点でまだ実質トータルで7時間くらいしか

実技(運転)していなかったのだけど、

 

「私絶対テスト受かるから、

DMV(テスト受けれる機関)に連れて行け」

と言って、テストに挑んだ。

 

一発で受かった。笑

 

運転なんて初めてしたときから

一寸も怖くなくて、初フリーウェイでも

気づいたら80マイルくらい出してて、

おっさんが慌ててた。

 

あるじゃん、自分に向き不向きとか、

これなら自分にできそう、無理そう、

みたいなの。

運転は私にとってお茶の子さいさいだったのよね。

 

で、アメリカで運転するようになって20年の間に、

事故られたことはあっても、事故ったことはない。

チケットもスピード違反で

一度もらったことがあるくらい。

 

こうやって書いてると、次から次に

いろんなエピソードを思い出すわー。

事故られたことも、そのうち書こう。

あと50cmずれてたら死んでたよねっていう

いいネタがある。笑