いよいよ今日から2月がスタート。

国鉄色見納めまでのカウントダウンがまた一つ狭まってきた。


今年はなんとしてでも銀世界を走る国鉄色を撮りたいと思っていた。

東日本では国鉄特急が消滅して5年近くが経過し、雪景色をやり残した事による後悔はかなり大きいものだった。

しかし最後の希望として西日本に国鉄色が登場し、今年が最後のチャンスとなった。

このチャンスを終わらずして良いものか…

とは言うものの、簡単に履修できるものでもなかった。そもそも伯備線沿線は中々雪が降らず、降ったとしても弱めで翌日にはほぼ溶けてしまう。逆に大雪が降ればすぐに計画運休になってしまう。

そんな厳しい戦況の中、1月末の休みと重なった日に記録的な大雪のマークが。

ラストチャンスだと思い、岡山行きを決定。

今回はそのときの旅のお話となる。


仕事終わりにバスで岡山に駆け込んだがやはりやくもはその日は運休。仕方なく四国へ行くことにし、ヨンマルと観光を楽しみながら伯備の様子を日々チェックしていた。瀬戸大橋を車で走るのはこう見えて初で、中々楽しいドライブでした。そして前日に運行状況を確認したところ、翌日は岡山1400発のやくも15号より運転再開との情報が入った。岡山には国鉄色しか留置されていなかったため国鉄色が入ることは100%確証した。あとは思い通り撮れるかどうか、遅延は大丈夫か…それだけが気がかりだった。


そして四国をすぐ離れ、前日夜に岡山の北部にある新見のホテルで休むことにした。

午前中は運休のため体を休めるために熟睡。そして風呂に入り、昼前にホテルを後にした。


鳥取へ向かうにつれ、雪の勢いは増していた。

余裕を持たせるために出雲からやってきた緑やくもとスーパーやくもを撮影。


そして本番、国鉄色やくもは順調に北上していた。撮影地にはそこそこの人数がいたが何とかポジは確保。

雪も良い感じに降る中であとは通過を待つのみ


そして、本番15時41分。踏切が鳴り、モノが見えた。そしてカーブに差し掛かり、雪煙を出しながら最高の姿で我の横を通過していった。


そして、写真を確認後…


私が思い描いていた通りの写真となり、歓喜でいっぱいだった。


中々厳しい戦況ではあったものの充実した旅となった。今回お会いした方々改めてお疲れ様でした!