セラピーさくらのあき子です。こんにちは。![]()
今回は「レイキを学ぶとどうなるのか?」というテーマで書いてみようと思います。
レイキセミナーでは、レイキの「感覚」を育てることを大切にしています。
その感覚のことを「ヒビキ」と呼びます。
温かさや冷たさ、しびれるような感じ、痛みなど──感じ方は人それぞれ。
どんな感覚であっても、ヒビキを感じる場所はエネルギーが滞っている部分です。
このヒビキを感じ取れるようになると、体のどこにエネルギーの滞りがあるのかを体感できるようになります。
レイキを学ぶと、今までにない感覚が少しずつ育っていくのです。
私はこの感覚を、触覚や嗅覚のように「もともと人間が持っている感覚のひとつ」だと思っています。
新しい感覚器官というよりも、今まで使っていなかった感覚をもう一度鍛え直して、
再び使えるようにしていく──そんなイメージです。
人は、赤ちゃんの頃から成長の中で触覚・味覚・嗅覚などを育ててきました。
いろんなものに触れ、香りを感じ、味わいながら好みを見つけていきます。
レイキのヒビキも、それらと同じように「感覚器官のひとつ」だと私は考えています。
ただ、使ってこなかったから鈍っているだけ。
レイキを学び、日々実践することで、その感覚が少しずつ育っていくのです。
誰もが持っているけれど、気づかずに眠っている感覚。
それを使いこなせるようになるまでには、少し時間がかかるかもしれません。
私が最初にレイキを学んだのは2006年。
あれからもう15年以上たちました。
最初の頃は、よく分からないながらも楽しくて、遠隔ヒーリングをよくしていました。
そのうちに母が体調を崩したり、私自身も入院することがあったりして、「なんとか良くなりたい」「回復したい」という気持ちで、毎日3〜4時間ヒーリングを続けていた時期もあります。
そんなある日、突然「ビシッ」と痛みのような感覚が手に走ったのです。![]()
「ずっと同じ姿勢で手がしびれたのかな?」と思ったけれど、
それは一瞬の痛みで、しばらくするとまた感じて・・・
3回ほどその痛みを感じたあと、不思議とスッと消えました。
それからというもの、ヒーリング中に時々その感覚を感じるようになりました。
毎日続けるうちに、少しずつ「なんとなく分かる」ようになっていったのです。
今では、ヒビキを感じるのもずいぶん早くなったと思います。
体験会などでよくお話するのが、「姉と喧嘩したときの性癖ヒーリング」の話です。
電話でちょっとしたことで口論になり、電話を切ってもイライラが収まらず、「この怒り、どうしよう?
」と考えていた時に、ふと思いついて性癖ヒーリングをしてみました。
30分ほど続けると、フッと何かが体から抜けていくような感覚があり、
その瞬間から、怒りの感情がすっと消えて穏やかになったのです。
あんなにムカムカしていたのに、「なんだったんだろう?
」という感じでした。
今思えば、まるで“憑き物が落ちた”ような感覚。
それ以来、姉と喧嘩はしていません
喧嘩の理由なんて大したことではなかったのですが、怒りがあんなに自然に消えたのは本当に不思議でした。
ポイントは「喧嘩してすぐにヒーリングをしたこと」。
感情が新しいうちにケアすると、早く手放せます。
“感情の鮮度”が大事なんですね。
このように、レイキを学び実践していくと、
今までにない感覚が育ち、少しずつ自分の変化に気づけるようになります。
もちろん、感じ方には個人差があります。
でも、続けていくことで感覚は確実に磨かれていきます。
中には「敏感になるのが怖い」と思う方もいますが、感じるのはヒーリングをしている間だけ。
終われば自然に落ち着きます。
だからこそ、怖がらずに自分の感覚を信じて向き合ってみてください。
レイキはあなた自身の中にある力を呼び覚ますものです。
そうしているうちに、「冷え性が軽くなった」「寝つきがよくなった」など、
日常の中での小さな変化にも気づけるようになります。
それはほんの些細なことかもしれませんが、心と体のバランスが整うことで、毎日が少しずつ楽になっていきます。
レイキは、特別なものではなく「日常の中で使える癒しの手」。
どうか気軽に取り入れて、自分らしい健やかな毎日を過ごしていってくださいね。![]()
